back to nature

2017年2月から約2年間で世界一周をします。旅で見たこと感じたことを自由に書いていこうと思います。ほぼ自己満足な記録ではありますが、自身の旅の経験が少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

10ヶ国目、インドネシア🇮🇩バリ島。

再出発の最初はインドネシアのバリ島。

いきなりリゾート地です🌴☀️f:id:kensukemurase:20170804145152j:image

実はここバリ島はちょうど10年前に大学の卒業旅行で来たことがあるので今回は2回目。

 

バックパッカーには到底相応しくない地だと思いきや、そんなことはなかった。

 

リゾート地でも物価は安く、観光のポイントも意外と多い。

 

そして、何と言ってもバリ島と言えばビーチだと思う。

滞在中の半分くらいはビーチにいた。

 

ビーチで一人何をやっていたかというと、

海には入らず、寝ていたか本を読んでいました。笑

10年前の僕なら海=泳ぐイメージだったが、三十路を過ぎてこういう過ごし方の良さが分かるようになった気がする。

時間の概念を持たない今の僕はある意味では一番リゾートに合っているのではないだろうか。

 (今気付いたけど、ビーチの写真が一枚もない!笑)

 

 

ビーチで寝転がっていただけでなくちゃんと観光もしてきました。

バリは鉄道は走っておらず、バスやタクシー、バイタクのみ。

でも泊まった宿でのサービスでレンタルバイクがあったのであちこち自由に走り回った。

連日大渋滞を起こしているバリ島では横をするりと抜けられるのでとても便利だった。

 

まず最初に訪れたのは、

【ウルワツ寺院】

ここにはバリの伝統的なケチャックダンスを観にきました。

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音響などは一切使わず、声のみでリズムを刻む。チャッ、チャッ、チャッ・・・

この寺院は崖の上にあり雄大な海の景色に囲まれたロケーションの中で行われます。

この非日常的な瞬間は自分はバリ島にいるんだと身体の底から感じられる。

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ただ周りは僕も含め、おびただしい数の韓国客が演者らを360度囲んでいる。

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伝統あるダンスだとしてもやはり観光化してしまう事で「SHOW」化してしまうのが現実。

結局は僕が抱いた幻想は演出によって人為的に作られたものだと知り、ガッカリしてしまった。

10年前はもうすこし素朴だったような記憶が残っているが時代とともに変化していくのは当然の事なのだろう。

 

 

キンタマーニ高原】

ここへは片道60キロ弱ある道を3時間半かけて向かった。

そこにあるバリのヒンドゥー教総本山であるブサキ寺院を訪れた。

チケットの値段は忘れたけれど確か300円くらい。

寺院ではサロンを巻くのが絶対で多くの場所で無料貸し出しをしているので手ぶらできたらまさかの貸し出しサービスは無し。

なにぃ。。。と思ってた矢先におばさんが待ってましたと言わんばかりに寄ってきた。

サロン買え攻撃です。

1700円くらい。いや、高いよ。。。

 

他で安いの探すから要らないと突き放すとレンタルで900円くらいと提案してきた。

それでも高いと思って先に進もうとするとその半額を提示してきました。

 

そのおばさんの必死さに根負けしたのと、その日の気分的にこれ以上価格交渉をするのも面倒になってしまったのでその金額で手を打ちました。

 

中に入るとまさかの観光客ゼロ。

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総本山なのに。

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正直感じるものは何もなかった。

 

10分もしないうちに寺院を出たところでさっきのおばさんが待ち構えていて、無言で僕の巻いているサロンを奪い取るかのように解き、去って行った。

 

寺院からそのまま東に進んだところにキンタマーニ高原の絶景が見えるスポットがあった。

結局は僕が一番心を惹きつけられるものはこういう自然体の風景だと改めて思った。

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キンタマーニ高原から南下したところにあるコーヒー農園を訪ねた。

【BAS agrotourlism】

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ここでは最高級とも言われるルアックコーヒーを頂いた。

日本で飲んだことは一度もないが、1杯2000円程という情報をネットで見た。

ここでは60,000ルピア(≒500円)。

150円以下で一食食べれるバリの物価からしたらココでも高級品です。

※勿論大衆食堂での価格の相場です。

 

コクがあり嫌な苦味が全くなく非常に美味しいコーヒーでした。

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そして無料でその他のコーヒー&紅茶が試飲できます。全14種類。

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このコーヒーが出来るまでの過程が面白いので紹介します。

ここではジャコウ猫を飼育しており、彼らは良質なコーヒー豆を自ら選別して食べます。しかし食べたコーヒー豆は消化されずそのまま糞として排泄されます。

 

その消化されずに出てきたコーヒー豆はジャコウ猫の腸内で酵素の働きや消化作用による発酵によって、独特の香りが加わるそうです。

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他にも色々な種類の豆を栽培しています。

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本当は土産用のルアックコーヒー豆(とは言っても自分で飲むわけですが。)が欲しかったが貧乏な旅人には手が出せないだろうと思い、価格を見ることなく店を後にした。

 

 

 

お次は【タナロット寺院】

 海の上に浮かんでいるように見えるタナロット寺院です。実際は大きな岩の上に建てられており、干潮時には寺院の建つ岩場のすぐ側まで行けます。

僕が行ったときは干潮時でした。

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そしてここはウルワツ寺院と同様、夕焼けが綺麗なスポットとしても人気があります。

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ここも中々見応えありです( ͡° ͜ʖ ͡°)✨

 

 

後は土産物屋さんをぶらぶらしましたが欲しいものは特に無く、雰囲気を楽しんだだけでした。

 

 

振り返れば5日間も居ました。

 

また来たい、いや、住みたい場所だなぁ。