ポルトガルの美食遺産
よし、次はポルト。
という気持ちはあるのだけれど、うっかりブラガの宿に忘れ物をしてしまったので取りに戻ることに。。。
そしたらたまたま、音楽イベントがやっていたのでこれは御告げだと思って鑑賞しました。パイプオルガンの生演奏は良いですね、しかも教会で!
鑑賞後は宿のオーナーオススメのカフェでポルトガルソウルフードの「ビファナ」を食べました。
豚肉のサンドウィッチです。
味付けが絶妙で衝撃の旨さでした。
別にお腹空いてなかったけど2ついっちゃったよ。
ブラガは二度目なのでもう十分〜。
お次はポルト〜。
列車で着ました。BlaBlaCarは無かったです。笑
赤煉瓦の屋根が青い空とマッチしていて素敵です。
川沿いは人がゴミのようです。
僕も観光客なのでゴミの一員です。
特にやることはないです。
が、ここにはビファナ以外のソウルフードを出してる人気店がありますので昼飯どきに行って来ました。
それが、こちらだぁ。
1・2・3 !!!
どーん!
とってもジャンクフード。
フランスの女の子って意味らしいですけどよくわかりません。
これは、要はサンドウィッチです。
中にはソーセージやハム、ベーコンがこんもりと挟んであって上に卵とチーズ。
上から少し酸味のあるスペシャルなソースがかけてあります。
フレンチフライ付きでボリューミー。
ビールとコンビで食べるのが◎です。
結局、印象に残ったのはフラセジーニャと泊まった宿のお母ちゃんみたいなオーナーでした。
またいつか泊まりに来ます〜。
ここにポルトガル誕生す。
おはようございます。
夜中、ヤンキー風の青年が俺を起こしに来て、なんでここで寝てるんだとか質問責めにあい、寝たいからあっち行ってくれと行ったところ、俺ん家来いよ的なことを言ってきた。
いや、行くかよっ。
夜中にぷらぷら歩いてて寝てる人間を起す奴にまともな奴おらんだろ。笑
気が変わったら連絡してってFB交換させられたけども。笑
眠気覚ましに見つけたカフェのパンが超美味しくて一気に目覚めた。
残りの3キロを歩いてギマランイスに到着。
何がと言われると具体的には説明できないけど、なんか趣きがある。
そう!ここは初代ポルトガルの王が誕生した地として特別な町なのです。
ポルトガルの誕生の地とも言われています。
町の入り口には、
AQUI NASCEU PORTUGAL
(ここにポルトガル誕生す。)
と書いてあります。
町自体は人が密集していなくて品の良い方々が多くいる印象です。
北側にはギマランイス城があります。
それだけです。
夜の雰囲気が良かったです。
というか、スペインもそうだけど空が綺麗だよなぁ。
リゾート感に酔いしれた僕なのでした。
28カ国目、ポルトガル🇵🇹
巡礼を終えたのでムシア→サンティアゴコンポステラへ戻ります。
もちろんバスですよ。笑
本当はスペインを色々回りたいところですが、今回はパスです。
次の行き先はポルトガル!
サンティアゴコンポステラからポルトガルのブルガまではバス移動を考えてたのですが、アプリで最安値の交通手段を検索したら「BlaBlaCar」なる乗り物が出てくるではないか。
値段は忘れてしまったのですがバスの半額くらいです。
直ぐにこれに決めました。
どんな酷い乗り物でも目的地に着ければオールOKです。
配車手続きをすると、指定された場所に来てねって感じのメールが届きました。
他にも一人乗客がいます的な内容もありました。
そう。これは乗り合いのタクシーです。
でもその辺の乗り合いタクシーと違って、ドライバーは副業感覚でやってる人が多いそうです。
自分と同じ目的地に行きたい人を“ついでに乗せる”的な感じです。尚且つ、お金も稼げる。
最後はお互いに評価を付けるシステムです。
僕ら客側にとってもバスより安くて速いので嬉しいサービスです。
日本に同様のサービスはあるのかな?
少なくとも僕は聞いたこと無いので、“あると良いなぁ”と思ったサービスです。
まぁBlaBlaCarについてはこれくらいにしといて、ブラガに到着です。
スペインに引き続き、ポルトガルも綺麗な街並みです。すごいシンプルな感想でスミマセン。
だってヨーロッパの街並みは全て同じに見えるんですもん。
ポルトの街自体は特に印象が薄いんですが、ポルトからバスで1.5時間(くらいだったかな?)走ったところにあるペネダ・ジェレス国立公園が最高でした。
その他に行ったところはボン・ジェズス教会。
サーっと見て立ち去りました。笑
その後はブラガから少し南にあるギマランイスへ。
都合の良い時間のバスが無く、ヒッチで目指します。
ダンボールに書いてる時に地元のおっちゃんがやってきて、あそこはダメだとかここは車が捕まりやすいだとか色々アドバイスをくれました。
その甲斐あってか15分くらいでゲット!
優しい夫婦です。
写真、車の中じゃないじゃん。
そうです。
なんと乗せてもらった後に彼らの別荘に招待してもらったのです。
そこで食事をご馳走してもらっちゃいました。海が近いので魚料理!
バゲット&ワイン。
彼らの別荘ではオレンジとレモンを育てているので生ジュースもご馳走になりました。
彼らの息子が日本のゲーム「ゼルダの伝説」が好きで、この犬の名前はゼルダ。笑
彼らは年の半分しか働かず、残りの半分はこうして夫婦でのんびりしてるらしいです。
必要以上のお金は要らない。大事なのは限られた人生を有意義に過ごす事だと言ってました。
誰もがわかってはいるんだけど、実行している人の言葉は説得力がありました
僕は幸運にも長期の旅に出られるチャンスをもらえ、こういったお手本になるような人にも出会うことができたからには、帰国後は自分にとって有意義な人生をカタチにできるよう努めなければと、改めて思うのでした。
そして気付けば、お邪魔してから6時間程経過。笑
お礼を言ってお別れしました。
さてと、、、
実はここはまだギマランイスではないのです。
まだ中間地点で目的地まで10キロです。。。
つまり、またヒッチハイク開始。
しかし交通量が少ないのと、田舎だからヒッチハイクは一般的ではない(通りすがりの若者に言われました。)ので1時間半たっても捕まえられず。
段々と暗くなって来たし、10キロを歩くことにしました。
7キロ地点で足首が痛くなりピンチ!
今夜は野宿に決まりました。
900㎞サンティアゴ巡礼⑥
巡礼とは人生に似ているのかな?
先の見えない長い路で、毎日自分のベスト(100%)を尽くす。それは10㎞しか歩けない日もあれば、45㎞も歩けた日もあって、どちらも自分にとって100%を出せたかどうかが最も大切なこと。
知らぬ間に他人と比較して歩いた距離や速さを意識しがちだけど、それは意味のない事。
例えば体格や目的などすべて違う事だということに早く気付き、余計なものを取り払って集中したとき程、充実感で満たされるような気持ちになったような気がする。
自分にとって歩くことは、そんな”生きる基本的な部分“を再認識させてくれる重要な時間なので今後も続けていこうと思いました。
僕の一カ月にも及ぶ917㎞の長い巡礼は幕を閉じた。
900㎞サンティアゴ巡礼⑤
思い出たち。
フランスを出発してから約1カ月後。
最西端のフィニステーラに到着した。
900㎞サンティアゴ巡礼④
思い出たち。
そして、
サンティアゴ・デ・コンポステラ に到着。
元々設定していたゴールはここだけど、この先にもあと少し巡礼路は続いている。
僕は更に足を進めることにした。
カミーノ・デ・フィニステーラ&ムシア巡礼へつづく。
900㎞サンティアゴ巡礼③
思い出たち。
つづく。