back to nature

2017年2月から約2年間で世界一周をします。旅で見たこと感じたことを自由に書いていこうと思います。ほぼ自己満足な記録ではありますが、自身の旅の経験が少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

聖地・色達&ラルンガルゴンパ

到着しました色達!!

 

僧!僧!僧!

見渡す限り僧でいっぱいです。

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今までの町とは僧の割合が全然違います。

ここにいるのは僧と一般のチベット人と中国人だけ。外国人は立ち入り禁止なので当然見ません。

 

先ずは宿探し。

ただでさえ見た目が違うし(ロングヘアだし)、デカいバックパックを背負って歩いていると皆んなの視線を感じまくりなので早いとこチェックインしなければ!!

 

予め地図アプリでユースホステルの場所を確認してたのでそこへ向かいます。

何故そこにしたかって?外国人不可なはずなのにインターナショナルユースホステルという名だったからです。

微かな望みを持ってホステルの門を叩きます。

 

スタッフは当然中国語で話しかけてきます。

が、全くわからないので英語で泊まりたい旨を伝えると、多少驚いたくらいでその後は普通に対応してくれました。

 

受付の前で軽く説明を受け、部屋があるという2階へ。

 

するとサプライズ!

 

ソファに顔の濃い外国人がソファに座っていた。

彼はイスラエル人で同じく密入域。

乗り合いバンでやって来た。けど公安はノーチェックだったらしい。

 

彼も僕の登場で驚いていた。笑

 

部屋は至って普通。

だけどチベットあるあるで、お湯が出ないし、水圧が弱すぎる。

シャワーヘッドの無数の穴から出た水は直ぐに一本の線の様にまとまりチョボチョボとでる感じです。笑

 

それでも浴びなければいけないのがチベットなのです。

 

この日は適当な飯屋で食事して、就寝。

 

翌朝、バスに乗ってラルンガルゴンパへ向かいます。

 

バスはある程度の乗車人数を満たさないと出発しないシステムなのか乗り込んでから15分くらい待ちました。

色達の町にはたくさん警察が見回ってるので冷や冷やです。

 

色達からラルンガルゴンパへは30分ほどで着きます。

 

村の入り口周辺にはまたまた公安が見張っています。

まともに通過しようとしたら100%止められるので公衆トイレの横に隙間があったのでそこから入りました。

常に公安の位置を把握していないといけないのは非常にストレスです。

だけど入ってはいけない所に入ってる僕がいけないというのは事実ですが。。。

 

 

少し歩くとそこは僧たちが暮らしている宿坊エリア。

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チベット色全開です。

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ここには公安は入ってこないので伸び伸び出来ます。

周りを見渡しながら歩いていると一人のおじさんの僧に声をかけられました。

何度も言いますが、ここではチベット語or中国語です。

JAPANから来ましたってのも伝わりません。Google翻訳を使って伝えたら突然付いて来なさい的なことを言われ、歩くこと10分。

 

嬉しいことに家に招かれました(´∀`)✨

昼食も頂きました。チベット料理です。

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子供が人見知り過ぎて最後まで構ってもらえませんでした。笑

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奥さん、子供、おじいちゃん、おばあちゃんの5人で住んでるんだって。

申し訳ないと思う程のおもてなしを受けました。泊まっていきなとまで言われたのですが、生憎色達で宿を取っていたのでお断りしましたが。。。

もっとディープなところまで体験させてもらいたかったけど残念です。

とても暖かい家族でした。

ありがとうございました😊

 

お別れを告げ、もっともっと奥へ進みます。

ここより先に目を疑うほどの景色が広がっているのです。

 

歩くこと更に15分。

 

 

 

この景色です。

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丘の上から撮った写真です。

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聖地と言われるだけあるなと思うくらい圧巻でした。

ただ現在、中国政府による圧力でこれらの宿坊が徐々に壊されており、チベットを愛する僕としては悲しく思います。

 

数年後には景色が変わっているかも。。。

 

中国政府が憎いです。

そんな中でもチベット人たちは日々戦っているのです。

 

陰ながら応援しています!

 

 

バス停に戻り宿へ帰りました。

(写真を沢山撮るのを控えたため載せた写真は少ないですが、4時間くらいウロウロしていました。笑)

 

バスターミナルで翌朝の成都行きのチケットを購入。

本当は甘孜へ戻り、アチェンガルゴンパ(ラルンと同じお坊さんのエリア)へ行く予定でしたが、ここを見たことにより満足感がMAXに達し、成都へ戻ることにしたのです。