back to nature

2017年2月から約2年間で世界一周をします。旅で見たこと感じたことを自由に書いていこうと思います。ほぼ自己満足な記録ではありますが、自身の旅の経験が少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

蛾眉山(3099M)

今日から一泊二日で蛾眉山へトレッキングです。

 

中国人に人気のある山らしいです。

だけど多くの人はトレッキングをしません。

8合目まではバスで行くことが出来て、頂上付近まではロープウェイで行けちゃうのでそれを利用するんですね。

彼らの目的はトレッキングではなく、早朝の御来光目当てで頂上を目指します。

 

僕は勿論トレッキングして御来光も見る!!

 

それでは、ハイライトです。

 

 

朝8時前に宿を出た。

近くの飯屋でフライドライスを掻き込みエネルギー補給完了。

 

8:30頃、飯屋から歩いて麓まで行きます。

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眉山はこんな感じ。

左下辺りから登っていきます。

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序盤の道は車道って感じで歩きやすいです。

地元の人っぽい人らが朝のお散歩に来てました。

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この道を少し進むと入山料支払いの窓口があるのでそこでチケット購入。

QRコードが付いてるので機械にかざします。

ゲートはテーマパークにある様なガラガラのタイプですが、横のスペースが広過ぎて意味ないっていうね。笑

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ゲートを通ると若干キツイ階段が続きます。

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一つ目のお寺の雷音寺に到着。

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眉山にはいくつものお寺があり、日が沈む前に8合目辺りで宿を探さなければ行けないので雷音寺含め全てチラ見程度です。笑

ゆっくりしてられません!

 

雷音寺を過ぎた辺りの露店でトマトが2元(≒32円)で売られていた。

すごく赤くて美味しそうだったので購入。

買った時に水で洗ってっていうジェスチャーをしたら、その辺に置いてあった汚いバケツに入ってる水で洗われてしまった。笑

 

うわぁ。。。山中で腹痛くなったらどうすんだぁ😱

 

着ていたTシャツでトマトを全力で拭きました。というか磨きました。

味は水々しくて美味しかったです✨

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雷音寺過ぎた辺りからは比較的緩やかな階段坂が多い。

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途中猫や犬もいて癒されました。

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途中若者集団が僕とは逆の方向から歩いて来たのでチェックポイントが近いんだなと思ってたら約30分後に清音寺へ着いた。

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ここにはバスで来れるため、中国人観光客でごちゃごちゃしていて足止めを食らった。

ツバ&痰を吐く音がそこら中から聞こえてきて、正直気持ちが悪い。道の真ん中に平気で吐くし。。。

世界遺産登録されていても、そういう見方は特にされていないっぽいです。

 

さっさと抜けよう。と思ったけど進行方向がわからず、GUIDEと書いた上着を着ているおじさんに道を聞いたところ、コッチだ!と上り階段がある方向を指さしたので彼に従い進んだ。

 

これが僕にとって大きなミスとなった。

 

確かに頂上までの道は間違いではない。

しかし僕が行きたかったルートとは違う方で、この先の36km(約14時間)を歩く予定が20km(約10時間)に短縮されてしまったのだ。

 

全然気付かないまま周辺の露店で呑気に昼飯休憩。担々麺とパンを揚げたっぽいやつ。

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間違いに気付いたのが息心所というお寺。

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宿で渡されたミニマップでは載っていない寺も結構あるので気にせずに進んだ結果6km先で気付く。

確認せず進んだ僕が阿保だった。

戻るのは気持ち的に嫌だったのでそのままのルートで行くことに。

 

この先はひたすら階段を登りまくる。

これが本当に辛かった。

登っても登っても階段が続く。

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途中こんな感じで運んでもらっている中国人と何度かすれ違った。

楽してる。。。しかも下山て( ゚д゚)

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初めての休憩。

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高校の時に部活で左膝を痛めて以来、長時間歩くと先ず左膝がダメになる。特に階段。

その後は自然と左膝をかばう様な歩き方になるため、右膝か別の箇所に負担がいってしまう。

 

そうなってしまったら階段だらけの蛾眉山はめちゃくちゃシンドイ。

この瞬間、ルートが変更になって良かったと少し思ってしまったが、こんなこと考え出すこと自体トレッキングをする本質がズレてしまっていた。

持っていた水で顔を洗い、ネガティヴになりかかっていた自分に気合いを入れ直した。そして再出発。

 

2時間後、洗象寺。左膝が完全に馬鹿になっていた。

しかし次の寺が宿泊を予定しているポイント。そうとわかったところで少し気を持ち直した。

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更に2時間後、今夜の宿泊予定エリア。雷洞坪。

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丁度寺の住職が立っており、宿泊部屋を勧めてきた。

眉山ではホテルもいくつかあるが寺にも泊まれます。興味があったので他を見ることなく決定。

しかも何も交渉などしてないのに何故か極端な値引きだった。

ドミトリー【多人間】が60元(≒970円)。

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wifi(途切れまくるけど)、TV、ホットシャワー完備。

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もっと修行を感じさせる内容かと思いきや、意外と快適でした。

 

晩飯はやっぱり僧飯です。

肉は一切なしの野菜中心。

食べ放題で20元。

美味しくて箸が止まらなかったです。

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食後に部屋でくつろいでいると住職が突然入ってきて、「モンキー!!」と突然言うもんだから彼に付いて行ったら確かにモンキーがいっぱいでした。

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僕が写真を撮っている横で倍以上のシャッター音を鳴らしていた住職。

あんたここに住んでるから絶対珍しくないでしょ。笑

彼は撮り終わって寺に戻る時も「モンキー 、アイラブモンキー!へへぇ。」ってな感じで興奮冷めやまぬ感じだったので、こりゃあ毎日撮ってるな、この男ってのが僕の感想です。

人懐っこい住職はWECHAT(中国版LINEアプリ)を交換しようと言ってきたけど電話番号を持っていない僕は当然ダウンロードしてません。

残念そうにする彼としっかり友達握手を交わし部屋に戻った。

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翌朝4時に御来光を拝むため起床。

ここからはロープウェイが運行していますが、そんなの使いません!

2時間かけて歩き、山頂を目指します。

部屋が一緒だった中国人の男の子と一緒に登ることに。

真っ暗で何も見えないので写真は撮ってません。

 

階段のオンパレードです。

膝の痛みは昨日よりかは大分退いて調子が良いです。

 

 

2時間後。。。

 

山頂。

まだ暗い内に到着できました。

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あとはお日様が登るのを待つのみ。

そして約45分後。

 

 

綺麗な雲海とまではいかなかったですが、綺麗な御来光を拝むことができました✨

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めちゃくちゃ寒かったのでその後30分くらいしかいませんでした。笑

 

最後に記念撮影🤙

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その後下山開始。

(さっきの金の塔)

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雷洞坪まで下りるのに、左膝がまた痛んだので2時間もかかってしまった。

 

雷洞坪⇄麓はシャトルバスが出ているので、不本意ではあったがバスに乗った。

 

寝呆けてて時計を見てないが約2時間弱?でバスターミナル着。

 

朝10時頃、宿に戻って再度就寝。

 

夕方は、同じ部屋の中国人男性と飯に出かけた。

彼は日本人女性が好きだと熱弁する(真面目に)が話せば話すほどに変態チックに見えてきちゃったけど、いいヤツです。(店のおばちゃんが写真撮るの下手過ぎて笑えました。)

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どうでも良いですけど、中国ではシェアすると色んな美味しい料理が食べれて良いです。(一品の量が多過ぎて、1人で2品は食べれない。)そして中国人と一緒だと新しい料理を知ることができる!!

麻婆豆腐やチンジャオロース、ホイコーローだけじゃない!!笑

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宿に戻りました。