back to nature

2017年2月から約2年間で世界一周をします。旅で見たこと感じたことを自由に書いていこうと思います。ほぼ自己満足な記録ではありますが、自身の旅の経験が少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

8ヶ国目、中国🇨🇳

朝イチで中国との国境の町ラオカイへやって来ました。

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到着してラオカイに興味が湧いた。

一泊して散策したかったけど手持ちの現金が200,000ドンしかない。

最終日にATMで現金を下ろすのは馬鹿馬鹿しい。

 

カードを使って何処かで一泊できれば良いけど安宿は基本使えません。

ネットで予約すればカード支払い可だけど、僕の携帯はキャリアと契約してないのでネットが使えません。

 

ウダウダしていても仕方ないので、諦めて今日歩いて国境を越えることにしました。

 

先ずはベトナム側イミグレ。

出国スタンプをもらいます。

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お次は橋を渡って中国・河口へ向かいます。

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中国のイミグレ職員が超が付くほどフレンドリーで驚いた。

国際問題があるため中国入りは他の国に比べ多少不安はあったけど全ての人が反日じゃないんだなと思ったらなんだか嬉しくなった。

 

無事入国✌️🇨🇳

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先ずはお金を下ろそう。

と思っていたら怪しいおっさんが話しかけてきた。闇両替商だ。

たったの200,000ドンしかないのでレートなんて気にしません。

40元(≒650円)に変えてもらった。

 

その後銀行へ。

いつもは15000円分くらいしか下ろさないところを今回は2,000元(≒32800円)下ろした。

中国は外国人が泊まれる宿に制限がかかっています。

一泊2500円〜だと問題なく泊まれると思いますが、バックパッカー等が好む安宿のほとんどが泊まれない宿です。

(国に認可されていないとダメらしい。)

大きく分けて4段階ほどのグレードがある。

酒店
飯店
賓館
招待所(旅舎)

※上から順にグレードが高い。安宿にあたるのが招待所(旅舎)。多分。

 

バックパッカー御用達のagoda(宿検索アプリ)を使うことは出来るが、外国人が泊まれるか否かの判断がつきにくい。

仮に泊まれない宿を予約してしまった場合は多くの中国人は英語NGなので返金してもらうまでに労力が必要になることも。

 

総合的に考えて、現地で宿を見つけて現金で払うのが一番シンプルで良いと思っていつもの倍下ろしたわけです。

 

現金を手にした僕は、宿を探しに町をウロついた。

 

ホテルの表記(上記参照)を前もって調べていなかった為、ずっとHOTELの看板を探していた。

見つかったとしても値段が高くて断った。。。

 

自分で探すのを諦めて、Googleのオフライン翻訳アプリを使って宿を探していることを道行く人にアピールすることを考えついた。(「宿を探しています。」という中国語の翻訳を見せるだけ。笑)

 

早速男性が通りかかったのでスマートフォンを見せたらこっちへ来いと言われ、彼に付いて行った。

 

そこは宿!見るからに安宿だった!!

 

シングルルーム40元。

ドミトリーは無いとのことだったので仕方ない。

 

荷物を下ろし、彼にお礼を言ってお別れしようと思ったら、なんと隣部屋の宿泊客だった。笑

 

何故か部屋に招待され、ベッドの上にバイオリン。バイオリニストなの?と聞くと街角でストリートパフォーマンスをやっていると答えた!!

(これらは全て僕の想像力のみで訳しています。)

残念なことに写真は撮っていないのですが、新聞紙を丸めて先っぽに火をつけてそれを眉間に乗せバランスをとりながらバイオリンを弾くというパフォーマンスを室内で見せてくれました。

何回もやるので部屋は新聞紙の灰だらけになっていました。

 

あまりに僕のリアクションが良かったのか、スーツケースから手作りっぽいマイケル・ジャクソンの衣装を取り出し、スマホで「BEAT IT」を踊り出した。

 

ものの数分で意外すぎるパフォーマンスを見せつけられた僕は写真を撮ることをウッカリ忘れていた。

その事に対し、彼は「マジかよぉ〜」って感じの言葉を吐いた。笑

 

でも最初のバイオリンをもった写真だけはあるので貼り付けますね。

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マルチプレイヤーの彼はとても親切な男で、10本ほどまとめて購入してあったビールを1本くれて乾杯した。つまみにどうだと差し出された草みたいなのは丁重にお断りした。

 

しばらくして腹が減ったので飯食ってくるわと伝えたら、俺いい店知ってるぜ的な感じで言ってきたのでそのお勧めの庶民派中華料理店に連れてってもらった。

 

僕はすかさず麻婆豆腐&空芯菜&ライス&ビールを注文した。

今日は豪華セットだぁ!!

何を隠そう麻婆豆腐は大大大好きで中国入ったら1番初めに食べたかったのです(о´∀`о)✨

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彼はダイエットしてるから何も食べないって言ってたけどビールを2本注文していた。これでは意味ないと思った。

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これだけ注文して30元(≒490円)!!

お店の大将のはからいで安くしてくれたっぽいです(;´Д`A

ご馳走様でした!!!!

 

お腹いっぱいになり、宿へ向かう。

 

明日の予定を聞かれたので、昆明へ行くと言うとスマホで列車の時間を調べてくれた。

 

早朝出発なので、今日別れを告げた。

全く会話になってなかったけど、お互いに通じ合ってた部分はたくさんあった。

ありがとう!!

 

部屋に戻り、眠りにつきました。