24カ国目、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ🇧🇦
ドブロヴニクを出てボスニア・ヘルツェゴビナとの国境でチャリンコに乗った人が僕の乗るバスを通り越した。
そして20秒くらいで入国審査を終えてた。
今日もこの近辺諸国はゆるゆるです。
そして第二の首都モスタルへ着いた。
ボスニア・ヘルツェゴビナがユーゴスラビアから独立したことで沢山の血が流れた民族紛争の名残が今もはっきりと残っているのがモスタル。
西側にカトリックのクロアチア人、東にイスラムのボシュニャク人でそれぞれの移住区を分断しているがスターリ・モスト橋。
これは一度爆破されて修復されたもの。
この国はオスマン帝国支配・オーストリア・ハンガリー帝国支配を得て、様々な人種と宗教が混ざり合っていて複雑だった。今もだけど。。。
だけどユーゴスラビアをまとめていたチトー(セルビア人)時代は上手く共存が出来ていた。しかし、彼が亡くなったことによって誰(どの人種・宗教)がまとめるのかという争点でバランスが崩れた。
ありがちな理由です。それにしてもチトーのリーダーシップは凄かったんですね。
でも後任を決めきれなかったのが一番の原因のような気がしてならない。。。
そこで多くの人種が混ざり合うモスタルでは民族紛争が起きました。その時に橋が爆破されたのです。
傷痕は橋だけでなく、町の壁にもちらほら。
そう、銃弾跡です。
1992〜1993年の話です。
もう二度と橋が爆破されない事を願うのみです。
紛争の話からは打って変わって、
ネイチャースポットにも行ってきました。
モスタルからバスで30分くらいです。
そのバスが日本から寄付されたものでした。
田舎町?村?
ブラガイというところです。
のどか〜。
そこのすぐ裏の洞窟から流れる水量なんと一秒間に3万リットルらしいです。ほんと?
ここはマイナスイオンがたくさん出てそう。自然のパワーをしっかりと吸収してきました。
あと猫います。
首都サラエボへ向かいます。