back to nature

2017年2月から約2年間で世界一周をします。旅で見たこと感じたことを自由に書いていこうと思います。ほぼ自己満足な記録ではありますが、自身の旅の経験が少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

11カ国目、ミャンマー🇲🇲ヤンゴン

飛行機でジャカルタからシンガポールでトランジット、そこからミャンマーヤンゴンへ飛びました。

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ミャンマーへ下りたってまず困ったのは市内への移動手段。

 

空港のタクシーは当然見かけるけど絶対高いからそれ以外の方法で市内へ行きたかったのです。

 

空港の敷地外に出ると乗り合いトラックみたいなのがたまに走っていた。

 

絶対安い。これだ。

 

当然、手を挙げて止めるスタイルなんだろうと思って手を挙げるが無視。その後数台に手を挙げて止めようとしたのに無視。最後の方なんて前傾姿勢で送りバントスタイルだったのに、、、無視。

 

諦めて市内中心部方面へ向かって歩き始めた。

 

途中その辺を歩いていたおっさんに聞くとバス停の場所と⚫️番(忘れた)のバスに乗れば中心へ行けるよと教えてもらった。

 

そのバス停に到着し少し待っていると、遠くからバスがやって来て段々と近づいてくる。

 

番号を間違えないようにしっかりしてバスナンバーを確認しようとしたところ、

 

・・・

 

番号がミャンマー語で表示されてて全くワカラーン(°_°)

 

仕方ないから「シティー!センター!」と相手にとってわかりやすい単語を連呼して行き先を確認する。

 

運ちゃんがOKOK〜と言っていたので乗り込んだ。

料金は200チャット(≒15円)安い。

エアコンも効いてるし快適だった。

 

バスではみんな僕のことをガン見。

何故ならつい数年前に鎖国が解かれたミャンマーはまだ外国人観光客が少ない。

そして女子はタナカと言われる白いクリームみたいなやつを顔の部分的に塗っている。民族っぽい感じが出まくっているが彼女等にとってお洒落であり日焼け対策でもあるらしい。

でも暑いからこの人みたいに消えかかってる人もいる。

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20分くらい?で街の中心へ、アゴダで予約していた宿周辺でバスが停車したのでそのタイミングで下車。

 

宿のドミは冷房効いてていいんだけど、蚊がすごい。

ドミ内でもリビングでもスタッフが蚊除けスプレーを撒きまくっていた。

それでも次から次と蚊がやってくる。

刺されやすいたい僕にとって寝る時は恐怖だった。

 

ヤンゴンへ来て先ず向かった先は【チャンミーサヤドー瞑想センター】だ。

 

ここではヴィパッサナー瞑想の修行施設で外国人の受け入れもしている場所です。

 

そこで修行する為に直接申し込みをしに来たのです。

 

僕の修行期間は14日間です。

 

サヤドー(ボス)に無事修行の許可を頂き、2日後から修行を開始することになりました。

ジャカルタ

バンドゥンからジャカルタへ列車でやって来ました。移動時間は約3時間。

 

流石首都ジャカルタ

人!人!人!

車!車!車!

って感じです。

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先ずは安宿探しです。

ジャカルタは宿代が少し高いので辛い。

 

ジャカルタの安宿エリアといえば、

ジャラン・ジャクサ。

 

バックパッカー御用達と聞いています。

 

が、それは昔の話。。。

 

今は超寂れています。

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でも、良い宿があれば別に問題なし。

良い宿は大概裏路地。探します。

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だけど宿はあっても価格にそぐわない残念な部屋ばかり。。。

 

さっさとジャラン・ジャクサの宿を見切って他を探そう。

 

そういえばこの周辺でバックパッカーを全然見かけなかったので他に安宿エリアがあるのでは。。。

 

早速インドネシア人に聞き込みをします。

 

結論から言うと、

特にないそうです。笑

 

 

だけど、近年カプセルホテルが急増しているらしく、

ジャラン・ジャクサと同じくらいの価格で更に設備が整っているホテルが沢山あるらしい。

 

聞き込みの末、辿り着いたのが

「オールドバタビアホテル」

 

話に聞いていた通り、値段110,000ルピア(≒900円)で設備も良い感じのカプセルホテルです。

 

こんな宿が登場したからジャラン・ジャクサが廃っていくのも納得です。

 

 チェックインを済まし、早速観光へ!

 

と言いたいところですが、ジャカルタは聞いていた通り何もない街。

でもずっとベッドでゴロゴロしてるわけにはいかないので、見所がない中でも少しぐらいはあるはず。

 

宿のスタッフに聞いてみると、街の中心に巨大なモスクがあるよとのことだったので早速向かいました。

 

こ、これは、、、

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デカイ。

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でも感想は、

で?って感じです。笑

 

周りには観光客向けの土産屋屋さん。

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その後は、

オランダの統治下に置かれていた時代が色濃く残るオールドバタビア

 

その象徴がこちら💁‍♂️

インドネシアの人々は苦しい暮らしを強いられている中、オランダの偉い人たちは良い暮らしをしてましたよ。っていうのが良く分かる博物館。

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あまりの暑さでアイスコーヒーを欲した僕は道中で見つけた、

チーズケーキファクトリー』という店に入りました。

 

そこで頼んだのがアイスコーヒーと、

チョコレートケーキ。

 

チーズケーキよりチョコレートケーキの方が好きなのです。

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ただ見た目程美味しくなかった。

ただただ甘いし。

持論ですが、チョコレートは日本製が一番美味い気がします。※2017年自分調べ

 

 

 

最終日は、バンドゥンであったドニーとドニーの友達ヤヤと3人でストリートフードを堪能しました。(ドニーは昨日ジャカルタに帰って来ました。)

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初ドリアン。

今まで東南アジアを旅して来て何度もドリアンを見かけたけどスルーしてきました。その事を2人に話したらインドネシアのドリアンは美味いと言うのです。

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ということでガンガンに勧められ食べることになりました。

 

はい、全っ然美味しくなかったです。

臭いも強烈でしたし。笑

 

後は僕のお気に入りはサテーという牛肉です。味付けのスタイルは地方でそれぞれ違うのですが今回食べたパダン地方にあるカレーがかかったサテーが美味しかった。

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てな感じで意外と充実していたジャカルタでした。

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活気溢れる街バンドゥン

バンドゥンはなんだか活気のある街の印象を受けた。

バンドゥンの中心街に有名大学が集まっているらしく若者が溢れ、他の地域にはあまりないお洒落なカフェやバー、モールも充実していた。

僕が滞在したのが夏休み期間中というのもあってかより一層イケてる街だ。

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バンドゥンから北に向かったところにチアトルという温泉に入れるエリアが存在がある。

バンドゥンでは観光スポットの上位に入るくらいの人気だそう。

 

最初はスクーターを借りて行く予定だったが結局やめた。

丁度土日ということもあり激混みが予想され、忙しい中温泉に浸かってられないなと思った。それに手持ちのルピアが微妙な金額で、残す目的地はジャカルタのみだったしATMから新たにお金を下ろすことはしたくなかった。

 

ということで街歩きが中心となった。

 

 

アジア・アフリカ会議が行われた建物見学。

これはアジアとアフリカの国々は欧米諸国の支配を散々に受けて来たので立ち上がろう!!と決意した会議です。

植民地支配を受けた歴史のない日本も一応参加してます。

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アルンアルン。憩いの広場です。

みんな靴を脱いで自由な時間を過ごしています。

インドネシアではアルンアルンも公園も大勢の人で溢れています。

日本ではイベント等がないとこんなに人は集まらないのに。

なんだか幸せを感じる何気ない風景に映りました。

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そしてアルンアルンの前には仮装したお化け的な人たちがいます。

なんかのイベントかなと思ったら普通の土日で、彼らはいわゆるパフォーマーらしい。ただ突っ立ってて写真撮ってるだけだけど。笑

なんで毎週土日にいますよ〜🤚

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そして背の低いアイアンマンと白い人型のお化けが謙虚に波動を放っています。笑

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そして冒頭でも紹介したお洒落なカフェ【WIKICAFE】にも行って来ました。

ここのコーヒーバナナフラペチーノが美味しくて2杯飲みました。

生バンド演奏ありで心地の良い空間でした。

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お隣は同じ宿に泊まっているローニー。

ジャカルタに住んでて休日を利用してバンドゥンまで遊びに来てるそうです。

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意外とプラプラするのも楽しい街でした✨

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今度来ることがあれば平日のチアトルに行きたいです。

22時間の列車移動

2つの火山を見にジャワ島の東側に来ているわけですが、それも今朝で達成したのでまた元の方面へ戻ります。

 

次の目的地はバンドゥン。

ただ今いるバニュワンギからは760㎞の距離にあるので1日で行くのはシンドイ。(飛行機は勿体無いので使わず、列車で行きます。)

 

先ずは中間地点であるスラバヤへ向かった。7時間。

 

着いたのは夜の9時過ぎ。

観光などできる時間はなく、寝るのみ。

 

夜飯はコンビニでUFO焼きそばが売っていたので懐かしいなぁと言いながら食べた。

 

宿はとっても綺麗で日本のカプセルホテルを思わせる内装・デザイン。

そんな風に思っていたら、宿のスタッフがここは日本のカプセルホテルを参考にして作ったんですよと僕に言ってきた。

 

超快適でした。

【マイスタジオホテル シティセンター】

 

 

翌朝8時の列車に乗りバンドゥンに向かった。15時間。

 

あれ?全然中間地点じゃない??

この列車が色んな地点を経由した。

直角の椅子に長時間座っているのは腰とお尻がシンドイかったが、向かいの席に座っていたインドネシアの青年バックパッカーと話が盛り上がったので時間はあっという間に感じた。

 

バンドゥンへ着いたのは23時半頃。

アゴダで宿を予約しても良かったがレセプションが終了している可能性がり下手したら宿に入れず代金払い損になるパターンを想像していたので場所のみ確認して直接向かおうと思っていた。

 

バンドゥンが地元であるインドネシアの青年にバイクタクシーがつかまりやすいポイントを聞いたら、「お母さんが駅まで迎えに来てるから宿まで送って行くよ」と言ってくれた。優しい。✨✨

 

2人でお母さんのところへ向かった。

そこにお母さん。

 

と、スクーターが一台。。。

 

 

いや、乗れんやん。笑

 

 

仮に3ケツするつもりだったとしても、青年も俺もバックパック+サブバッグあるし!笑

 

俺はバイクタクシー拾うから大丈夫だよと伝えたら、お母さんが家は近くで歩いて帰れるから乗りなさいと言ってくれた。お礼を言って出発した。

 

15分程で宿へ到着。

今度は青年にお礼を言って別れた。

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深夜0時近くだったにも関わらず宿のオーナーはまだ起きていて、この日は難なくベッドにありつく事が出来た。

 

そしてここもまた日本のカプセルホテルを参考にしたという宿だった。

 

 

これってブームなのかな?笑

イジェン火山🌋

列車でマランからバニュワンギへやって来ました。

 

目的はイジェン火山です。

でも前回のブロモ火山と違ってイジェン火山は不思議な現象が起こることで有名です。

 

それは青い炎【ブルーファイア】が火山口から出ているというもの。深夜の数時間しか見られないということです。

 

宿でスクーターをレンタルして行って参りました。

 

イジェン火山の受付が開くのは1:00amから。

宿からは1時間くらいの距離なのでオープンに合わせて0時に起床。

 

窓の外を見て愕然としました。

 

雨降ってる〜。

 

雨が降っていては当然ブルーファイアは見えません。

宿のオーナーが30分待って止まなかったら行くのはやめなさい。と。

 

30分後。なんと小雨になった✨

 

スクーターに乗って出発。

 

イジェンまでの道はそこそこ舗装してあるので運転は楽です。

ただ街灯は殆ど無いので気を付けて進みます。それに雨で地面が濡れているし、また滑って転倒したら笑えない。笑

 

予定通り1時間くらいで到着しましたが、雨のせいで霧が濃い。

 

ブルーファイア見えないかもと思いながらもここまで来て戻るわけには行かず、入山料100,000ルピア(≒830円)支払いいざトレッキング開始。

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ライトで照らしても何も見えないので写真はなし。

坂は続きますがそんなにキツくはないです。何故か太った白人が多く、彼らはハァハァ言いながら歩いてました。笑

 

2時間弱で頂上に到着。

そこから今度は下って行き、その先にブルーファイアが見られるポイントがあります。

 

ここからはガスの発生が凄まじいのでガスマスクがないとヤバイのでは、、、。

 

あります。ちゃんとおじさんがガスマスクを貸し出す商売をしています。

25000ルピア(≒210円)

 

マスクを装着して下って行きます。

地面が崩れやすいので気を付けながら下るのですが柵は無いので崩れたら即死間違いなしです。なので慎重に。

 

そして下りきった先は、

 

ブルーファイア!!

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だめだぁ。。。何枚か撮った内のベストがこれ。もうちょっとクリアに映ると思いきや、そうでも無い。

 

間近で見ると結構幻想的なんですけどねぇ。。。(・Д・;)

 

30分程魅入った後はもう一度頂上へ戻ります。

 

折角なのでそこからサンライズを見ようと思ってたら小雨が。

 

早々に諦めて下山しました。

 

案の定、出発地点に着く頃には雨は徐々に強くなり霧も濃く、1メートル先ですら見えない状況。

 

 

なんだか寂しい気分になったので、帰り道はフルフェイスのヘルメットの中で歌を口ずさみながら帰りました。

ブロモ火山🌋

バリで久々のリゾート感に浸り、すっかりバックパッカーらしさを失った僕が次に向かったのはジャワ島・スラカルタという街。飛行機で向かいました。

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スラカルタはバティックというインドネシアの伝統的な生地が有名で大きなマーケットがあります。

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柄シャツが大好きな僕は良いものがあれば買おうと思っていたのですがピンとくるものが無かったので何も買わず。

 

それ以外はというと、

バードマーケットを見に行きました。

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バード以外にもモンキーやキャットもいます。

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他の観光スポットとして王宮が2つありますが全く興味が湧かなかったのでスルー。

 

ということで1日のみの滞在。

 

 

翌日スラカルタから列車に乗り東に300㎞離れたマランに向かいました。

そう、僕はバリ島方面にへ戻って行ったのです。笑

 

更にマランの次はジャワ島の最東端・バニュワンギへ向かう予定です。

バリ島まで5㎞もない距離です。

 

完全に時間とお金の無駄遣いです(°_°)

 

スラカルタ行きの航空券を購入した後に素晴らしい景色を逃したことに気づいたのです。というか他の旅人から教えてもらいました。

 

 

マランに来た目的は神が宿ると言われるブロモ火山を拝むため。

 

ここもやっぱりスクーターをレンタルして行って来ました。

片道110㎞程のツーリングです。

 

道中、砂利道でスリップして右腕から出血(-_-;)たまたま近所の人が通りがかりその人が、目の前にあった家の住人に取り合ってくれて、その連携プレーによって手当して頂きました✨

そして昼飯までご馳走して下さったという優しさ😭✨

ブロモ火山まで道が複雑だからと言って途中までスクーターで先導までして下さいました😭

 

負傷しましたが地元の人達との交流が出来て良かったです✨

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マランを出発してから4時間後、ブロモ火山麓にあるチェモロラワンに到着。

 

ブロモ火山が見えます。

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まだ寝るまでに時間があったので少し下に降りて散歩。

瞬く間に暗くなり何も見えなくなり、頼りはiPhoneのライトのみ。

30分くらい前まで灯りがポツポツあったのに気付けば周りに人の気配なし。

 

結構遠くまで行ってしまっていたのでスーパー心細くしている中、インドネシアの若者達と遭遇。

灯りもなしで各々の青春を語り合っていました。想像ですけど。

 

そしたら彼らが自前のバイクの後ろに僕を乗せ宿まで連れ帰ってくれました。f:id:kensukemurase:20170804150727j:image

本日2回目の親切を受け、僕の中のインドネシア人の大好き度メーターが完全に振り切りました。

 

 

 

御来光を観るために翌日の深夜3時に出発。

 

辺りは真っ暗。何も見えません。

持参したライトの光を頼りに山頂を目指します。

 

 

そして出発してから2時間後、

御来光。

iPhoneではあんまり綺麗に撮れない(-_-;)

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辺りが明るくなるにつれて火山口も見ることができます。

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火山口の周りはこんな感じです。

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壮大な景色に心が洗われました✨

 

 

因みにブロモ火山はツアーが一般的ですが、

個人で行けば格段に金額が抑えられます。

入山料320,000ルピア(≒2700円)も払わずに入れました。※土日料金

ツアーの車やチャーターした車で通ると請求されるのに、歩いて通過すると引き止められるどころか見向きもされません。何故でしょう。笑   

 

一泊分ホテル+スクーター(ガス込み)で

計1800円程。

平日ならホテル代はもっと安いと思うので、ブロモ火山観光を考えてる方は是非お試しあれ。

 

因みにマランからのルールはこんな感じ。

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Tumpangを経由する道もあるそうですが、道がデコボコらしくてスクーターだと厳しいらしいです。🛵❌

 

 

10ヶ国目、インドネシア🇮🇩バリ島。

再出発の最初はインドネシアのバリ島。

いきなりリゾート地です🌴☀️f:id:kensukemurase:20170804145152j:image

実はここバリ島はちょうど10年前に大学の卒業旅行で来たことがあるので今回は2回目。

 

バックパッカーには到底相応しくない地だと思いきや、そんなことはなかった。

 

リゾート地でも物価は安く、観光のポイントも意外と多い。

 

そして、何と言ってもバリ島と言えばビーチだと思う。

滞在中の半分くらいはビーチにいた。

 

ビーチで一人何をやっていたかというと、

海には入らず、寝ていたか本を読んでいました。笑

10年前の僕なら海=泳ぐイメージだったが、三十路を過ぎてこういう過ごし方の良さが分かるようになった気がする。

時間の概念を持たない今の僕はある意味では一番リゾートに合っているのではないだろうか。

 (今気付いたけど、ビーチの写真が一枚もない!笑)

 

 

ビーチで寝転がっていただけでなくちゃんと観光もしてきました。

バリは鉄道は走っておらず、バスやタクシー、バイタクのみ。

でも泊まった宿でのサービスでレンタルバイクがあったのであちこち自由に走り回った。

連日大渋滞を起こしているバリ島では横をするりと抜けられるのでとても便利だった。

 

まず最初に訪れたのは、

【ウルワツ寺院】

ここにはバリの伝統的なケチャックダンスを観にきました。

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音響などは一切使わず、声のみでリズムを刻む。チャッ、チャッ、チャッ・・・

この寺院は崖の上にあり雄大な海の景色に囲まれたロケーションの中で行われます。

この非日常的な瞬間は自分はバリ島にいるんだと身体の底から感じられる。

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ただ周りは僕も含め、おびただしい数の韓国客が演者らを360度囲んでいる。

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伝統あるダンスだとしてもやはり観光化してしまう事で「SHOW」化してしまうのが現実。

結局は僕が抱いた幻想は演出によって人為的に作られたものだと知り、ガッカリしてしまった。

10年前はもうすこし素朴だったような記憶が残っているが時代とともに変化していくのは当然の事なのだろう。

 

 

キンタマーニ高原】

ここへは片道60キロ弱ある道を3時間半かけて向かった。

そこにあるバリのヒンドゥー教総本山であるブサキ寺院を訪れた。

チケットの値段は忘れたけれど確か300円くらい。

寺院ではサロンを巻くのが絶対で多くの場所で無料貸し出しをしているので手ぶらできたらまさかの貸し出しサービスは無し。

なにぃ。。。と思ってた矢先におばさんが待ってましたと言わんばかりに寄ってきた。

サロン買え攻撃です。

1700円くらい。いや、高いよ。。。

 

他で安いの探すから要らないと突き放すとレンタルで900円くらいと提案してきた。

それでも高いと思って先に進もうとするとその半額を提示してきました。

 

そのおばさんの必死さに根負けしたのと、その日の気分的にこれ以上価格交渉をするのも面倒になってしまったのでその金額で手を打ちました。

 

中に入るとまさかの観光客ゼロ。

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総本山なのに。

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正直感じるものは何もなかった。

 

10分もしないうちに寺院を出たところでさっきのおばさんが待ち構えていて、無言で僕の巻いているサロンを奪い取るかのように解き、去って行った。

 

寺院からそのまま東に進んだところにキンタマーニ高原の絶景が見えるスポットがあった。

結局は僕が一番心を惹きつけられるものはこういう自然体の風景だと改めて思った。

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キンタマーニ高原から南下したところにあるコーヒー農園を訪ねた。

【BAS agrotourlism】

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ここでは最高級とも言われるルアックコーヒーを頂いた。

日本で飲んだことは一度もないが、1杯2000円程という情報をネットで見た。

ここでは60,000ルピア(≒500円)。

150円以下で一食食べれるバリの物価からしたらココでも高級品です。

※勿論大衆食堂での価格の相場です。

 

コクがあり嫌な苦味が全くなく非常に美味しいコーヒーでした。

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そして無料でその他のコーヒー&紅茶が試飲できます。全14種類。

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このコーヒーが出来るまでの過程が面白いので紹介します。

ここではジャコウ猫を飼育しており、彼らは良質なコーヒー豆を自ら選別して食べます。しかし食べたコーヒー豆は消化されずそのまま糞として排泄されます。

 

その消化されずに出てきたコーヒー豆はジャコウ猫の腸内で酵素の働きや消化作用による発酵によって、独特の香りが加わるそうです。

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他にも色々な種類の豆を栽培しています。

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本当は土産用のルアックコーヒー豆(とは言っても自分で飲むわけですが。)が欲しかったが貧乏な旅人には手が出せないだろうと思い、価格を見ることなく店を後にした。

 

 

 

お次は【タナロット寺院】

 海の上に浮かんでいるように見えるタナロット寺院です。実際は大きな岩の上に建てられており、干潮時には寺院の建つ岩場のすぐ側まで行けます。

僕が行ったときは干潮時でした。

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そしてここはウルワツ寺院と同様、夕焼けが綺麗なスポットとしても人気があります。

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ここも中々見応えありです( ͡° ͜ʖ ͡°)✨

 

 

後は土産物屋さんをぶらぶらしましたが欲しいものは特に無く、雰囲気を楽しんだだけでした。

 

 

振り返れば5日間も居ました。

 

また来たい、いや、住みたい場所だなぁ。