クチトンネル
ベトナム戦争時、南ベトナムに侵攻してきたアメリカ軍を追い払ったと言われる地下要塞です。
ホーチミンでクチトンネルツアーを行なっている会社は沢山ありますが、僕は当然自力で行きます。
というかローカルバスを2本乗り次いで行くだけなんで簡単です。
バス代は忘れてしまいましたが片道300円くらいだったかな?安いです。
(※このブログは訪れてから1週間後に書いてる為、うる覚え価格です。。。)
そんなわけで約2時間半。
クチトンネル到着です。
ここはクチトンネルだけでなくお寺や射撃のできるスポット、その他色々(何があるのか見てないです)あるみたいです。
トンネルまでの通り道にお寺があったので寄ってみます。
中はホーチミンさんの像。
外側の壁にはベトナムの歴史が描かれています。
5分くらいで見終わりました。
やはり今日のメインはトンネルです。
ここからまた5分歩いたところにエントランスがあります。
その周りにはアメリカ軍が使用した爆弾や武器が展示されています。
これは一部で他にも恐ろしい数が展示されています。ちなみに太平洋戦争で日本に落とされた爆弾の約20倍(255万トン)もの爆弾がベトナムに落とされました。
早速入場料500円くらい?払って中へ。
ここではガイド1人に対して数人のグループ参加になります。
僕はそこにいた人達と8人のグループを組むことになり僕以外は全員ベトナム人。
いよいよ出発です。
ベトナム軍のお出迎え。
ここでは女性も戦士なのです。
早速穴を発見。
穴は一箇所でなく、幾つもあります。
なぜならクチトンネルは全員200キロの超巨大な洞窟なのです。
その中に病院や食堂、デートスポットまで作っていたとか。
先ほどの写真の穴、小さ過ぎると思いませんか?これは大柄なアメリカ人が容易に入れないように計算尽くされた穴なのです。(全部ではないですよ〜。)
そして使用していないときは土や草で隠してあります。
地上にあるのは出入口だけでなく、痛々しい罠も。下は尖った竹がビッシリ。
きっとこんな感じの説明をガイドがベトナム語で話しているんだろうと勝手に解釈しております。(デートスポットはネットで見ました。笑)
ガイドの話を一生懸命聞いていると、僕の横を白人カップルが通り過ぎました。英語を話せるガイドと共に。。。
英語ガイドおるんじゃん!と思い、身振り手振りで自分のガイドにアピールしてグループを移動しました。
その後、実際にトンネルに入ります。
中はかなり狭いです。
中腰を下回る低腰で進みます。
ちなみに白人彼氏は少し大柄な為、やはり膝をついてハイハイでゆっくり進んでいました。
なるほど、こういうことね。
ここは作戦会議の部屋。
部屋の角には落とし穴。
またもや鋭く尖った竹に突き刺さり重傷です。
基本的に洞窟内は灯りは消えています。
侵入者が現れた際は壁を触りながら進んで行くだろうという予測の元作られています。こういったスマートな仕掛けが多いのがクチトンネルの特徴です。
いくつかのトンネルを体験して小休憩。
タピオカの原料の試食。
味は美味しくもなければ不味くもない。
サツマイモっぽいです。
これを食べてエネルギーに変えていたそうです。
そして最後はベトナム軍の罠大集合。
ガイドによる実演。危なっかしい。。。
アメリカ軍が近代的な武器(ピストルや爆弾)を使ってくるのに対し、ベトナム軍は手作りで原始的です。
しかし知的な戦略によって大国アメリカを追い返したという実績は素晴らしいものだと思います。
それにしてもベトナム軍はトゲトゲしい武器や罠が多いです。(全部そうなんじゃないか?)
基本的には串刺し系です(;´д`)
しっかり学び、宿へ帰りました。