第二の首都ポカラ
またまた悪路。
バスはタンセンが始発ではなかったため、席は空いていなかった。
ポカラまで6時間立ちっぱなし。。。
辛いけど乗ってしまったし仕方ないと思っていたら前方に座っている女性が振り向いて「ここ空いてるよ!」と声を掛けてくれた。
乗り込むとき席を一通り確認したので空いてるはずはないと思ったが折角声を掛けてくれたのでその女性の元へ向かった。
そこには女性の他に1歳と5歳くらいの女の子。間違いなくこの女性の子供だ。
2名がけの椅子に3人座ることになった。(1歳の子はお母さんの膝の上)
このギュウギュウ詰めスタイルはインド・ネパールでよく見かける。
大人3人が無理やり座っていて、立ってた方が絶対楽じゃんと思うことがしばしば。
今回の場合、肘置きが完全に僕の脇腹にねじ込んでいるが、彼女らの親切心を思えば何も言えない。そのまま6時間耐えた。
バスから降り、安宿が集まるレイクサイド方面へ行くバスを探したがどうやら無いみたい。
途中タクシーの誘惑が沢山あるが断り続ける。なぜこんなにもタクシーに声をかけられるのかというと、バックパッカーはレイクサイドへ行くに決まってらぁ〜というのとそこまで4キロ弱あってちょっと遠いからタクシーに乗るだろうという策略だからだ。
でも僕は歩いた!
トレーニングだと思ってひたすらに!!
(でもちょっと節約も兼ねて。)
僕は近日アンナプンナBCトレッキングに挑むことを決めている。
このトレッキングは人生初の中期間(10日間)で行い、でも内心は大丈夫かなと思い、直前になってトレーニングしなければと思ったからなのです。
そして到着したのがペンギンゲストハウス。
なんでペンギンなのかは不明だが、サンタナゲストハウスにいた時のお客さんに勧められていた宿だったため迷わずここにやって来た。
しかし、10・11月はトレッキングのハイシーズン。
ドミは埋まっていて400ルピー(≒440円)のシングルルームに決めた。
ここ最近は水シャワーのみだったのでホットシャワーは最高に気持ちが良かった。
(長髪だと水では綺麗に洗えてない感がするのは僕だけでしょうか?)
ポカラの街は都会過ぎないのが良い。
ぶらぶら散歩をしていても気持ち良かった。特にレイクサイド。
アンナプルナBCトレッキングをするにあたって、装備が不足している為、いくつかのトレッキングショップを回った。
買ったのは、
・フリースジャケット1000ルピー(≒1100円)
・ハーフパンツ700ルピー(≒770円)
・ネックウォーマー150ルピー(≒160円)
・レギンス1000ルピー(≒1100円)
レンタルしたのは、
・40ℓバックパック10日間で700ルピー(≒770円)
・ストック10日間で700ルピー(≒770円)
全部で4250ルピー(≒4650円)。
購入したのは全てノースフェイス。笑
安い!!
装備以外にも予め用意が必要なのがパーミットです。
・TIMS(トレッカー登録?) 2000ルピー(≒2200円)
・ACAP(アンナプルナの入域許可証)2000ルピー(≒2200円)
これらをツーリストオフィスで取得して準備完了。
出発の日を迎えます。
田舎の風景。タンセン。
ルンピニからバイラワ。
バイラワからブトワール。
ブトワールからタンセン。
3度のバス乗り継ぎ。
ネパールに列車は無く、基本はバス移動だ。
ルンビニからブトワールは少し広めで国道みたいな道があるにも関わらず(地図で見た感じ)需要が無いのかダイレクトバスは出ていない。
なので仕方なく来た道を戻るような行き方になった。
前述したように、バックパックはバスの屋根部分に。
タンセンは山の上にある町で坂をぐるぐるしながら登って行き、加えてガタガタ砂利道が2時間ほど続くため、バックパックが振り落とされないか気が気でなかった。
バックパックが落ちることはなかったが、砂まみれだった。笑
タンセンは空気が澄んでいてとても落ち着ける雰囲気だ。
宿は500ルピー(≒550円)のシングルルーム。タンセンにはドミなど無い。
綺麗で日当たりが良くとても満足な宿だった。
ただ絶妙な位置にドアがあった。笑
特に見て回る様なポイントは無い。
外を散歩していると見晴らしの良い場所を見つけ、ほとんどの時間をここで過ごした。
丘を登ると砂利の何も無い公園で軍人さんらがワイワイ球技大会をやっていた。そこでバスケもしていたのでちょっと輪に入れるかなと思って徐々にコートサイドを歩いていたら、突然笛を吹かれ、離れる様にと注意された。
宿近くのボロい飯屋の親父がとても気さくでモモ(蒸した餃子みたいなもの)とミルクティをつまみながら会話を楽しんだ。
気が付いたら親父の友達3人も加わっていた。
ここの居心地の良さは単に自然に囲まれたロケーションだけでなく、ここで生活する人々の温かさもある。
部屋へ戻ると、窓から見える夕陽が沈む瞬間は息を飲むものがあった。
いよいよ第二の首都ポカラに向かいます。
最後は飯屋の親父に見送られバスに乗り込んだ。
日本寺から平和を願う
ルンビニの町自体はそんなに広いわけではないが、中心に大きな公園がありその中に10カ国以上の仏教寺が点在している。
その中に日本寺もある。
ここ日本寺では日々のお勤めに参加する事で無料で宿泊をさせていただけるという事なので良い機会だと思い訪ねた。
しかし、そこには日本人の上人様は不在で住み込みでお勤めをしている日本語が少し話せるネパール人の青年が出てきた。上人様は仏教のセレブレーションの為、今はポカラにいらっしゃるとのこと。
残念ではあったが、泊まることはOKしていただいたのでこちらで2泊させてもらった。
ここではこういったスケジュール。
午前中には「南無妙法蓮華経〜」とお経を唱えると同時に、手持ち太鼓を叩きながら公園内を回るお勤めがある。
向かった先はマヤデビ寺。
ここはまさにお釈迦様が生まれたというピンポイントな場所。
ここではネパール人は勿論、インド、タイ、中国人らしき人達も来ていた。仏教国は多い。
公園内にフランス寺やカナダ寺等もあるけど流石に彼らの姿は見なかった。
日本人は見ませんでした。
その後、公園外に出て町のメインストリートを通る。
すると町の小さな子供達が家の玄関前に立っていて、僕らが来るのを待っていた。
僕らは彼らの前で立ち止まり、太鼓を子供達に渡すと、「南無妙法蓮華経〜」と太鼓を叩きながら大きな声で3回唱えた。
意味はわかっていないだろうと思うが、毎日の習慣で身に染み付いているのだろう。
リズムがぐちゃぐちゃだけどそこがまた可愛く映った。
そんなこんなで午前中のお勤めは座って行うものも合わせて5時間くらい。
午後は4時間くらい。
とてもしんどいがそんなことばかり考えている様では、全くもってお勤めの主旨が違ってきてしまう。
日本山妙法寺が正式な名前だが、別名はワールドピースパゴダ。
ここにいる人たちは世界の平和を祈るためにこのスケジュールを毎日休まず続けている。
こんな生き方をしている上人様らを忘れない事、ここでのマインドを少しでも自身が持ち続ける事でお勤めはできなくとも心で平和を願い続けることを続けようと思った。。
平和について改めて考えさせられた2日間だった。
ちょっと寄り道!14カ国目、ネパール🇳🇵
約一ヶ月間のゲストハウスのお手伝いが終了しました。
ゲストハウスがどういった仕事なのかをほんの一部ではありましたが経験させて頂けたことに感謝します。
写真はここで住み込みで働いているスレーシュさんと家族。
毎日娘のスリアとサッカーやかくれんぼをしたのも良い思い出。笑
後任のショウヘイ君にバトンタッチしてサンタナゲストハウスを後にしました。
次に向かうはネパール🇳🇵✨
正直なところ、サンタナゲストハウスのあったバラナシはかなりごちゃごちゃしていて、大自然に囲まれたネパールに早く行きたいなぁという気持ちが10日くらい前から芽生えまくりでした。笑
なので、バラナシからネパールとの国境に一番近い(とは言っても実際には距離が結構ある)ゴーラクプルまでの列車が8時間遅延しても全然気になりません。
ゴーラクプルからはバスでスノウリ(これが国境の町)へ向かいます。
予定では午前中にネパール入国予定でしたが、実際到着したのが19時前。
イミグレーションがまだ空いているのか心配でしたが、まだ空いていて安心しました。
意外と人通りが多い。
もしかして20時でも空いているかも。
ネパールの入国審査は超適当。
ビザがアライバルで撮れますが写真のサイズは何でもOK、記入用紙もわからない箇所があって後で聞こうと思ったら別に書かなくていいと言われました。
荷物チェックもなし。
ということであっさり終了しました。
晴れてネパール入国です。
本当は今日中にルンビニまで行く予定でしたが時間も遅かったので国境越えたここで一泊。
なんていう町の名前か忘れました。笑
翌日、バスを一度乗り換えてルンビニへ向かいます。
ローカルバスを利用する場合、大きい荷物は屋根の上へ載せられます。
それでも車内はギュウギュウです。
そして2時間弱でルンビニへ到着。
ここは観光地として有名ですので宿探しには困りません。
昼間から酒を飲んでいる欧米人らを見かけます。
宗教上お酒を飲める場所はかなり限られているので値段もちょっと高め。
挨拶はインドと同じ「ナマステ〜」と変わらないが、宗教はヒンドゥーだけではない。
何故ならここルンビニは仏教の聖地と言われている場所の一つだからだ。
その理由、、、それはお釈迦様誕生の地だからです。
ゲストハウス勤務中でのアレコレ
タイトル通り、
ゲストハウスでのアレコレを書きます。
※何故か写真が反映されないので今回は写真無しです。。。
①旅する日本人との出会い
自分以外の旅人と今まで&これからの旅の話ができるのはとても楽しい。
特に自分が知りもしなかった場所でこんな物語があったよなんて聞かされた時にはもうワクワクが止められません。
現に話を聞いて、この旅で行こうと決めた場所もあります。
ボートに揺られながら朝日を見るツアーや、夕方にプジャというヒンディーのお祈りをこれもまたボートの上から見学するツアーがあります。
ツアーに同行した時でなくても朝日が登るのを川沿いでぼーっと見たりしていました。
朝や夕方の時間帯以外も活気に満ちています。
川沿いにあるガート(階段)沿いで服や小物を販売していたり、洗濯をしている人を見かけたり、火葬場もあります。
ヒンディーの人々にとってガンジス川は神聖な川でありながら生活に溶け込んだ身近な存在でもあるのです。
③日本食🇯🇵
まかないで日本食が食べられます。
勿論インド料理も。
ここは日本人宿!食事の注文もできるので、お客さんが注文してくれた場合、インド人スタッフが僕らの分も作ってくれるのです。久々の親子丼やお好み焼きは美味しかったなぁ。
でも時にはジャンクフードが食べたくなりドミノピザに駆け込んだこともあります。でも宗教上、肉類は鳥しかない。
そういえば、町で小豆を発見してぜんざいを作ったっけなぁ。
④ヴァティカ・カフェ
ガンジス川沿いを歩いて行くと巷で有名なアップルパイが食べられるカフェがあります。追加でアイスクリームをトッピングしたらもう(インド国内では)最高!!
インドのスイーツは、病気になるんじゃないかと思う程に激甘で日本人の口には絶対に合わないので、ここには一ヶ月に6回程通いました。
⑤週3のジム通い
同じスタッフのコウキ君が通っているジムに僕も通い始めました。
なんと一ヶ月500ルピー(≒880円)で激安。器具は整備されてなくてボロボロだけど全然OK!なまった身体を鍛えなおすのに丁度良い機会でした。
気分のリフレッシュにもなるし!
ちなみにインド人は上半身しか鍛えないので上はマッチョ、下は棒みたいな人が多い。
⑥ディワリ
ディワリとはインドの三大祭りの一つだそうです。
以前コルカタで祭りがあったときにイマイチな印象だったので今回ディワリがあるって聞いたときにそんなに期待してませんでした。
しかし、実際は凄かった。
お祭り中の露店が多いとか言うわけでなく、打ち上げ花火&爆竹が凄い。
日本の打ち上げ花火は企業のスポンサーが付いて打ち上げるものが一般的だがここは個人が自分の家の屋上で至る所で打ち上げていた。
打ち上げ花火のない家は爆竹をそこらで鳴らしまくるという一風変わった祭りだった。爆竹に限っては早朝から深夜まで鳴らしてるクレイジーな奴がいて全然寝れやしなかった。。。
特に印象に残っているものをざっくりと書いたけど、細かいものを上げればまだまだ出てくるけどキリがないのでこの辺で!
ゲストハウスで働きます🏃
列車でコルカタからバラナシにやって参りました。
バラナシといえばヒンドゥー教の一大聖地としてインド国内外から多くの観光客が訪れる場所。
町はかの有名なガンジス川沿いに位置し、沐浴はしないけどただ聖地を拝みたかったという理由でここに来たのです。
先ずはバラナシ駅からオートリキシャーで東の方へ向かいます。
リキシャーを降りて少し大通りを進み、迷路のような狭い道に入りどんどん進んで行きます。
あちこちに水牛が道を塞いでいたりしますが飛び越えたりして進みます。
そして到着〜。
コルカタでも滞在したサンタナゲストハウスのバラナシ支店です。
チェックインを済ませ、荷物を置いてその辺の飯屋でカレーを食べます(やっぱり。笑)。
そこで大勢のインド人に囲まれ話しかけられます。昨日からの列車で加減の知らないエアコンに喉をやられていた僕は相手にするのが辛いしめんどくさくなり、サクッと食べて(でもナンはモッチリ)宿に戻ってしまいました。
宿のベッドでごろごろ。
早速だめだめモードです。
少し仮眠を取り、
ある決意を胸にレセプションへ。
「スタッフとて1ヶ月間働かせて下さい。」
実はコルカタで宿のスタッフを勧められていてどうするか考え中でした。
やる気スイッチが丁度良いタイミングで入ったので名乗り出ました。
ということで、バラナシ滞在初日からバラナシの事を何も知らないNewスタッフが誕生したのでした🎉✨
ガンジス川がどっち方向なのかも正確に知りませぬ。笑
一ヶ月という短い期間ですが、働きながら少しずつバラナシの事を勉強していきまーす🤚!!
カルカッタ改めコルカタ
タイトルにある「カルカッタ」は昔イギリスに統治されてた時代に呼ばれてた名前です。でも今は「コルカタ」。
マイナーチェンジってところです。笑
インドのイミグレからは3時間程でコルカタに到着。
着いたのは23:30頃。
予定では15時間の移動だった筈が結果24時間もかかっていた。。。
バスはニューマーケットと呼ばれているエリアで止まった。
イミグレで一緒だったタンビルとサダットとは一旦お別れ。
コルカタ滞在中に飯に行く約束をした。
予約はしてないが予めチェックしておいた【サンタナゲストハウス】に向かった。
ここはインド国内に4店舗ある有名な日本人宿です。
時間が遅くても人はたくさん歩いているのは暑い国ならではでちょい夜型の生活なのです。
お隣の国バングラもインドも、
朝飯は9〜10時頃
昼飯は14〜15時頃
夜飯は22〜23時頃
と、ちょい遅いのです。
(田舎はもうちょい早い。)
※自分調べ。
歩くこと15分。
無事宿に到着。
笑顔で日本人スタッフが迎えてくれた。
壁には日本語で書かれた張り紙がたくさんあり、心がほっとする感じがした。
外国では日本での生活と同じように過ごせばあっという間に騙されてしまう。
それがお金だけなら百歩譲ってOKだとしても、命に関わる事件に巻き込まれる場合も身近に存在するので気が抜けない。
そんな中、旅をする人にとって日本人宿というのは身体を休めるだけではなく、心も休ませることが出来る特別な場所なんだと実感した。
朝は食パンとスープとチャイが無料。
長テーブルを日本人7人で囲んで談笑しながら食べるのも久々で良かった。
コルカタは意外と“街”で驚いた。
バングラから来たからかもしれないけど。笑
インドらしさを感じれそうなヴィクトリア記念堂へ向かったがチケットオフィスがかなり混んでいて、昨日のイミグレを想像してしまったため早々に諦めました🤦♂️
なので外から写真。
至る所で道にヤギ使いが歩いていて車を止めていました。笑
タクシーがクラシックでポンコツ感があってカッコいい。
ユニバやTDLにありそうなフォルムです。日本に輸入して乗り回したい😍✨
その他、興味の沸くスポットは無かったので3日間の滞在の内2日間はバングラコンビと過ごした。
道端で2人の友達(バングラ人)と偶然会い、コルカタイチ美味しいと言われるビリヤニを一緒に食べに行くも全然美味しくなかった。。。彼らは美味しいと言ってたけど。。。
米が麺みたいでゴムっぽい。
カレーの味にちょっと飽きてきたのでマックでマハラジャマック🍔
基本、食べ歩きがメインになってしまい、食べてはチャイ飲んでの繰り返しでした。笑
因みにインドでは陶器?でできた器は使い捨てです。もったいない😳
そしてメインイベントであるムスリムの祭「Durga Puja」へ繰り出します。
人多しっ!!
ヒンドゥーの神が祀られています。
三大神のブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァが有名ですがその他にも無数に存在するようです。
手動のアトラクション。
ポンコツである意味怖いような。
こんな感じのお祭りでした。
正直どの部分が楽しめるのかわからなかったけど皆んなと過ごせたのは楽しかったです。
あとラッシー美味しかったなぁ😍
最後皆んなで写真撮ったけど、何故か携帯に残ってなかったです。。。
バングラから仲良くしてくれた
タンビル&サダットありがとう✨
またバングラで〜👋