チェンマイ
アユタヤから電車で約10時間。
窓からの景色はずっと田舎道です。
ここは北部にあるタイの第二の都市チェンマイです。
着いたのは20時前。
早速予約していた宿にトゥクトゥクで向かいます。
実は3日後の4/13-16はタイのお正月になりまして、各地でソンクラーンという水を掛け合う祭りが開催されます。
その為か宿までの道中、多くの外国人が祭り目当てにここチェンマイに集まってきているのを見かけます。
実は、僕自身この祭りを知ったのは1週間くらい前のことで、ルート的にたまたまチェンマイに降り立っただけです。笑
折角なので3日の内1日くらい参加出来ればと思っていたのが甘かった!!
他の旅人のネット情報によると、開催期間中は移動を避けた方が良いとのこと。
それはなぜか?
参加者は朝から晩まで道行く人に容赦なく無差別に水を浴びせてくるらしい。でも警察官やお坊さん等、明らかにアウトっぽい人達は除きます。
仮に、大きい荷物を背負って道を歩いているバックパッカーを見つけようものなら100%格好の的になってしまうので絶対ダメです🙅♂️💦
ということで、僕は祭り終了の翌日16の朝までチェンマイにいることになりました。笑
とりあえずソンクラーン開始までの2日間、ゆったりと観光を楽しみます!
古都アユタヤ
しかし、僕はもうバンコクに飽きてしまっていた。笑
宿代が安い&バックパッカー友達ができるのはとても良いが、それだけの理由でこの都会に居続けるのも嫌だった。
ということで前日に、アユタヤに移動することを決めた。
早朝、ファランポーン駅に向かい、それから鉄道で約2時間です。
エアコンなしで半端じゃないくらい暑かったが15バーツ(≒50円)なので文句言えません。
着きましたアユタヤ!!
アユタヤ観光の中心は川に囲まれています。僕の予約したホステルも川の内側なのでボート(5バーツ)で渡ります。
渡った途端、トゥクトゥクのおっさんが待ってましたと言わんばかりに声をかけてきます。
ホテルまで特別に200バーツで乗せてってやると。
何も知らない小僧だと思って、すっごい親切そうな顔でかなり高値で吹っかけてきます。
1分もたたず50バーツまで下がりました。笑
今日のホステルはいい感じ。
エアコンも効いてるし、シーツも綺麗。
プライバシー保護のカーテンまで付いてる。
200バーツだから僕の中では少し高めだけど、やっぱりいい値段のするホステルは違うなぁ(´∀`)
部屋に入って2、3分。
同室のドイツ人のヘンリーと仲良くなり、一緒に歩いて観光に行くことに。
日差しが死ぬほど強い。
その日差しがまた、400年続いた古都アユタヤの雰囲気をより一層良くした。
なんというか、虚無感。
ラオス・カンボジア・ミャンマーの一部を所有するだけの力を持ったアユタヤ王朝だったが隣国ビルマ(現在のミャンマー)により滅ぼされた。
アユタヤの所有する多くの建造物や石像は壊され、そのボロボロの状態のまま残っている。
中に入ることも一部可能。
冒険心をくすぐる内装だった。
廃墟マニアの人はきっとこの感じがたまらなく好きなんだろうなぁ。笑
ちょっとだけ高いところからの景色。
頭のない石像。
これはビルマに略奪されたり、戦利品として持っていかれたらしい。
このエリア一帯にたくさんの遺跡が残る。1日で全部は見きれません。
夜はナイトマーケットへ。
ヘンリーが美味しいと言って笑顔で食べているもの、、、
それは3種の虫の素揚げです。
僕も少し食べましたが、味は意外と悪くない。
スモークベーコンっぽい味に仕上がってます。笑
その他は隊の定番、パッタイを食べて帰りました。
もう満足してしまったので明日朝電車でチェンマイに向かいます。
おやすみなさい。
寝る直前に気づいたこと。
しまった!これ見てないわ。。。笑
*写真はネットから頂きました。
まぁいいか。笑
水上マーケット
鉄道マーケットを出たすぐ近くに、トラックの後ろ部分に客席を取り付けたような乗り物が停まっていて、たった8バーツで水上マーケットまで乗せてくれるということなのでお願いした。
10分程で到着!
アムパワー水上マーケットです!
タイには大小様々な水上マーケットがありますが、ここは中規模なのかな?
ここの売りは、ボートに乗って5つの寺院を周るというもの。
所要時間2時間で50バーツ(≒160円)と格安!!
早速申し込み&出発!
最強に川の水が汚い。。。
そこそこのスピードで進むので水しぶきが目に入ります(°_°)
、、、視力下がるわっ✋!!!!
まずは一つ目の寺院。
ボートに乗ったのは地元の人が殆ど。
ついた瞬間、手を合わせに寺院に向かって行きました。
再度ボートに乗り込み、3分程で2つ目の寺院。
地元の皆さんはまた足早に手を合わせに向かいました。
僕は2つ目で気付きました。
50バーツは安いが全然興味が湧かない。そして僕ら以外の観光客も同じ感想を持ってそうな表情。
このツアーはタイ国民に向けられたツアーではないのかとさえ思えました。。。
案の定、第3、第4の寺院も同じ感じ!笑
写真を撮ることはもうやめました( ´∀`)
もう暑さで寺院はどうでもよくなってしまっていた。
そして、第5の寺院がある場所に降り立つと、まさかの、、、
ミニ動物園(΄◉◞౪◟◉`)✨✨✨
異常にでかいラクダに一人舞い上がった🎉✨✨
その他の動物は可愛いが、僕にiPhoneを向けさせるほどのレベルには至らなかった( ͡° ͜ʖ ͡°)
そして、そのまま奥に進むと謎のタイボクサーの像数十体が自分磨きに励んでいます。
暑い中、ご苦労様です!!
そして第五の寺院。。。
これはもうタイボクサーのKO勝ちでした。
元いた場所にボートを乗り付けてツアーは終了。
その後はマーケットをブラブラするも特に欲しいものはなく、ローカルフードを楽しみました。
一日フルで歩き回り、大満足な一日でした。
鉄道マーケット
前日、同じ宿に泊まっているユウキ君(26)から鉄道の線路上にマーケットがあるという期待値高めな情報を教えてもらった。
その近くに水上マーケットもあるということなので、一緒に行くことに。
朝8時にモーチット駅からバン(100バーツ)で鉄道マーケットのあるメークロンへ向かった。
メークロンのバンストップからは歩いて5分。
メークロン・レールウェイマーケットです。
写真は入口。
中に入って行きます。
各店のテントが線路の上まで覆っていています。
そこには果物や生肉、何かの実まで!!
何故か宝くじも売ってます。笑
でもここの魅力はこれらじゃない!
このレールを実際に電車が通過します(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)✨✨✨
電車が近づくとアナウンスが♪
お店の人はレール近くにある商品を淡々と奥にしまい、テントも畳みます。
そして電車が通過。
どの店もギリギリで避けられるラインを知っています。笑
通過したら直ぐに営業再開!
この流れが実に面白い!!
毎日のことだから手際も良い!!
他の国では絶対に見ることの出来ない、タイならではの貴重な光景を見ることができました✨✨
テントが覆いかぶさっていて、この一帯は蒸し風呂状態。。。
衛生面は不安なので何も食べなかったです。生肉に関してはかなりの数のハエが集っている(°_°)
フルーツはまだ大丈夫だろうと思い、フルーツミックスシェイクを飲みました。
激ウマ!25バーツ(≒80円)
鉄道マーケットを後にして、水上マーケットに向かいます。
つづく、、、
予防接種in バンコク
早朝、宿からバスで30程行った場所にあるスネークファーム赤十字病院へ向かいます。
ちょっと不安ではありましたが、とても綺麗な外観が目に入った瞬間、安心感が湧きました。笑
タイでの予防接種の理由は単純に日本の料金の3分の1以下と聞いていたからです。
ここでは先生と必要な注射について相談し、注射の名前が書いてある診断書を持たされます。
それから建物内にある処方箋窓口で注射器の中身(多分?)を自らもらいに行くシステム。笑
それらを持って、先ほどと同じ部屋に入り熟練っぽいナースに渡して、打ってもらい終了。
僕は日本で一部の予防接種を既に打っているので世界一周に必要な予防接種は今日1日で打った4本で全て終わり。
狂犬病やB型肝炎などはそれぞれ期間を置いて3回打たなければならないので、これから海外の長旅を考えている人は計画的にスケジュールを立てましょう。
ちなみに僕が今日打ったのは、
B型肝炎(3回目)
腸チフス
黄熱病
です。
金額は忘れてしまいましたが、全部で5千円くらいかと。
貧乏旅行者には本当に助かります。
外国人貧乏(そうな)バックパッカーも少数いました。
予防接種を終えた後は歩いて、ジム・トンプソンミュージアムへ。
建物内の写真はNGですので、写真は撮ってません。
第二次世界対戦の終わり頃、タイの駐在員としてアメリカから来た彼。
衰退しかかっていたタイシルクに目を付け、私財を投げ打って復興に携わった。
そのタイシルクがアメリカでバカ売れして、そのお金で作った豪邸が博物館になっている。
その彼はというと、1967年にマレーシア旅行中に消息不明となっている。
そんな彼の豪邸と彼の東南アジア中で買いまくった骨董品の数々(主に中国)が展示されています。
タイ人による日本語ガイドが無料で付いて150バーツ。(≒480円)
当時のタイにはなかった欧米式の間取りを取り入れた大豪邸を目の当たりにした当時の人たちはめちゃくちゃ驚いたでしょうね(;´Д`A
とても満足な内容でした。
それと敷地内にいた子猫が可愛すぎて20分程戯れてからミュージアムを後にした。
帰りはバスを待つのが嫌だったので2時間弱歩いて帰宅。
*写真は夜のカオサンロード
おやすみなさい💤
ワット・ポー
ホステルを12時出発。
今日の宿は"バックパッカーの聖地"と親しまれているカオサンロード沿いのホステルだ。
とりあえず最寄りのバス停まで歩いた。
ここで少しバンコクの乗り物事情を少しだけ説明。
公共の乗り物はバス、地下鉄(MRT)、高架鉄道(スカイトレイン)がありますが、市内全体を網羅していないという現実があります。
そこでそこをカバーできるのがローカルの乗り物。
トゥクトゥク、バイクタクシー、シーロー(改造した軽トラの荷台に人を乗せる)があるわけです。
ローカルの乗り物は全ての道をカバーできますが、あんまり遠いと嫌がられます。笑
話は戻りまして、
グーグルマップで調べたら509番のバスに乗れば最寄りのバス停にいけると言っている!
30分くらい待ってようやく乗車。
(バス停では自分の乗りたい番号が来たら手を挙げないと止まってくれません)
グーグルマップでは33分と表示されているが実際には1時間かかった。
そう、バンコクは世界で第2位の交通渋滞が酷い市なのです!!
あまりに動かなすぎて原因をネットで調べましたわ!笑
どうやらタイ人の運転マナー(横入りや車線無視etc.)とそれに伴う交通事故の多さが大きな原因の様。
一部の場所と時間帯だとは思いますが、警察官が何の計算もせずに信号を手動切り替えしてる時があるらしい。笑
他にも色々と要因はあると思いますが、3倍の時間がかかる事もあるって。。。。
またまた話は逸れましたが、
早速憧れのカオサンロードに足を踏み入れます。
白人系のバックパッカーが沢山います。
昼間からビール飲んでます。彼らは24時間飲んでると言っても過言ではない。笑
そして、宿に到着。早速チェックインを済ませ、荷物を置いて出かけます。
まずは飯。
そして、バンコクの名所といえば"ワット・ポー"。
ここから歩いて約20分。
エントランスで100バーツ払って入場。
ここはラーマ1世によって建てられたタイ最大で最古の寺院。
4つの仏塔の中にはラーマ1〜4世が眠っている。
4塔全てを写そうとしてたら途中で段々わからなくなってきて、ガイドブックに載ってそうな写真は撮れませんでした。笑
単体の写真はこれ。
各仏塔には中国製の陶器の破片が組み込まれていて、計算尽くされた色分けで美しい。
医学に大変熱心だったラーマ3世は、それらの知識を国民にも分かりやすく理解してもらうため、薬草の調合法、マッサージのポイントを示した人体図を残している。
その他にも「ルーシーダットン」という健康体操(タイ式ヨーガ)の姿勢を模した像があります。
意味を知らないとこの像はただのふざけた像ですね(΄◉◞౪◟◉`)
そして最後、こちら💁♂️
全身金箔で覆われた全長46メートル、高さ15メートルの涅槃仏。
こちらの見所は足の裏に。
インド・中国・タイの混合様式で仏教に関することが描かれているが当然よく分からない。。。
それに柵があって近くで見れませんでした(°_°)
涅槃仏様の背後に回ると、煩悩を捨て去る為の108の壺。
白人系パーティーピーポーの人達がコインを入れてました笑
枕まで綺麗な柄です。
壁も。
タイの人々の仏教への信仰心はとても強いように感じた。なんというか、仏教が国の根幹であり、国民はそれに対して実直なイメージ。現にこの場所だけでなく、町中のあらゆる所で立ち止まり、手を合わせて何かを呟いている場面を幾つか見た。
日本の宗教観とは全くの別物。
しかし、確実に通ずるものがあると思う。
例えば、
仏様の前に立った時に視覚的に煌びやかとかサイズ感とかで驚いている多くの仏教とは無縁の外国人が沢山いる中、我々は内面からくるなんとも言えない感想を持つことができる。仏様の持つ高徳感や静寂感、その他いろいろ...。
無宗教国家であったとしても我々日本人の魂の中にも仏教心が少なからずある様に感じらた。そこに身を置く事で心が落ち着けるのは理屈ではなく、そういうものなんだろう。
ワット・ポーを満喫した後はまたカオサンロードに戻り、ローカルフード。
そして、夕方過ぎには宿へ戻りました。
明日は予防接種をしに赤十字病院に行ってきます。ドキドキ。。。
いざ、バンコクへ
特に何もすることのないハジャイで2日間のんびり過ごした僕は朝イチでバスターミナルへ向かった。
現在いるハジャイとバンコクの真ん中あたりに有名なリゾート地プーケットがある。
すっごく行きたかったが、物価の安いタイでもここだけは日本並みの物価だと聞いて諦めた。
フィリピンのモアルボアルに行った時の様にビーチでただ横になるだけでも十分満足できるんだろうけど、横になるだけのために往復約5時間ルートから外れるのは時間が勿体無い気がした。
また別の機会に行こう。(まぁ多分来ないだろうなぁ。。。笑)
ということで、目的地は750㎞離れたバンコク。
チケット1000バーツ(≒3220円)を購入。
距離で計算したら安いんだけど、東南アジア価格でいったら高額です。
今回のバスもVIPバスでリクライニングシートです。
(東南アジアだと長距離移動はVIPバスがスタンダードなのかな?)
出発してすぐにお菓子とジュースとパンと水が支給された。この旅で初めてのサービスでした。
出発から7時間後、初めての休憩。
バスのドアが開いた瞬間、皆んなすごい勢いで出て行きどこへ行くのかと思ったら食堂でした。
ターンテーブルの真ん中に大皿で料理が置いてあり、皆んなで取り分けるスタイル。この食事もVIPバスのサービスに含まれていて無料でした。
皆んな10分もしない内に食べ終わり席を立って出て行きました。
タイの人は相当な早食い。。。(たまたまかもしれないけど。)
あっという間に僕と食の細そうなおばさんだけが取り残されました。笑
30分の休憩が終わり、再出発。その時にドライバーさんも交代です。
僕はバスの一番後ろのシートに座っているのですが、交代要員のドライバーさんは僕のシートと後ろの壁の隙間に寝転んで仮眠をとってました。笑
タイっぽい光景だなぁ( ͡° ͜ʖ ͡°)✨
無事バンコクのバスターミナルへ到着しました。トータル12.5時間の旅。
時間はもう23:30なので、今日は近くにあった安宿で一泊します。
最後の一部屋空いてて良かった。
これから更に宿を探し回るのかと思ったら恐ろしいわ。。。
おやすみなさい💤