イントラムロス
マニラ2日目はイントラムロス。
ここはスペイン統治時代に作られた街だけあって建物がスペインっぽいです。
実はこのエリアは壁に囲まれた街。
イントラムロスは直訳で『壁の内側で』という意味だそう。
セブンまで雰囲気あります。
まずはカーサマニラ博物館へ。
ここは当時のスペイン人の貴族の暮らしを知ることのできると博物館です。
まずは受付から。
スペインらしい噴水があるパティオ(庭)です。
中は家具や寝室が復元されて展示されています。
当時フィリピン人が貧困で生きるか死ぬかという時に、なんて贅沢な暮らしをしていたんだ。。。
続いて、マニラ大聖堂。
静寂な空気を味わえるかと思いきや、入り口のドアは開けっぱなしで、外からの雑音が入ってきてガッカリです。
ただ、膝をついて熱心にお祈りをしている姿をみて、信仰心の少ない日本では見れない貴重な光景だなと思いました。
次はサンアグスティン博物館は入場料高くて中には入ってませんので写真はエントランスのみ。
そしてマニラで一番見たかったサンチャゴ要塞です。
ここはスペイン、アメリカ、日本に翻弄され続けたフィリピンの象徴とも言えるスポット。
スペインからの独立を訴えたホセ・リーサルが2ヶ月間投獄されたのちに処刑された場所です。
その後の第二次世界対戦で日本はマニラを占領し、アメリカ率いる連合軍と争ったことで、一般市民も犠牲になりました。
また捕虜は地下牢に入れられ水死させられたといいます。
戦争の傷跡がまだ残っており何とも言えない気持ちになりました。
そんな中、一部のフィリピンの人たちは酷いことをした過去を持つ日本人の僕に明るく話しかけてくれるのです。
非常にありがたいです。
ただ、商業目的の人は無視してもかなりしつこく付いてきます。
それに金額を騙してくるので、いちいち交渉するのが超面倒で疲れます。
生きるために必死なのは仕方ないけど。。。
そこがなければマニラは良いところなんだけどなぁ。
帰りはリーサル公園を通り、処刑された英雄ホセ・リーサル像を見て帰りました。