モアルボアル
朝同室のスペイン人と話しながら宿を出発する準備をしていると、どうやら最終目的地は違うけど、同じ南バスターミナルに行くみたい。
タクシーを捕まえて相乗りした。
しかもそのタクシー運転手はまともな人で何も言わなくてもちゃんとメーターを使ってくれた。
2人で108ペソ。悪い運転手だったら2.5倍は請求してくるだろうなぁ。
まぁ絶対払いませんけど!
バスターミナルに着いて、モアルボアル行きのバスに乗り込みます。
そこから約2時間でモアルボアル唯一のショッピングモールに到着。
そこからトライシクルでビーチ方面に向かうのですが、まだ宿を決めていない。
いつも安宿を探すときに使うサイトのアゴダで検索しても一泊3000円以上の宿しかないので、現地の人に聞こうと思っていました。
トライシクルの兄ちゃんに聞いたところ、ビーチ近くに案の定、安宿がありました。
一泊330ペソ(≒750円)
早速荷物を置いて、ケータイと水とシートを持って、歩いて10分のビーチに向かいます。
道中は如何にもビーチが近くにありますよって感じの風景が続きます。
到着。
あれ?ビーチの規模感がこの写真ではわかりませんが50メートルぐらいしかない。。。まぁ水はかなり綺麗だけど。
おかしいなと思ってその辺を歩いている地元の人に聞くと、、10キロ先にホワイトビーチがあるらしい。トライシクルで行きなさいと言う。
一応短いけどビーチだし宿の場所失敗したと思い、自分の下調べの甘さを反省。
でも一人だから泳ぐわけでもないし(3分くらい入ったけど)、ここでいいかぁと納得して、シートの上で横になっていつの間にか寝てました。
2時間後に目が覚めビックリ。
ひ、日焼け跡がすごいっっっ!!!
そんな感じで痛みに耐えながら宿に帰り、超早めの夜飯を食べに向かいのバー的な食事処へ。
久々に美味しいと思った食事です。チキンと野菜のガーリックソース炒め。
ここ最近、食べた料理をブログにあげないのは、フィリピン料理が全体的に美味しくなくて特に感想も無いからです。安い飯ばかり食べているのも理由の一つかもしれませんが、、、。
明日はオスロブに移動、明後日は早朝からジンベイザメと泳いできます。
楽しみです✨
セブ島上陸
今日は遂にフィリピン旅の最終目的地のセブ島に行く予定です。
タクロバンのバンターミナルからフェリー乗り場のあるオルモックで2時間くらい、その後フェリーで2時間半くらいです。
またもやルソン島からサマール島に向かう時みたいに、同じセブに行く男の子ロイドと乗り合わせました。
彼は日本の漫画が好きだと言って、いろんな漫画のタイトルを上げてきますが、ナルトとワンピースとドラゴンボールしかわからなかった。
因みに僕はナルトに関してストーリーすら知りません。笑
彼の方が日本の漫画カルチャーをよく知っています。
話していたらあっという間にセブに到着。
早速タクシーに乗り、予約していたホステルへ。
そこでは久々に日本人に会いました。
丈一さん(43)は仕事を辞めて、バケーションに来たとのこと。
今までのエピソードを話してくれて、破天荒でかなり面白い人です。
海外にいると、こういう人に遭遇する確率が高いですね。
当たり前ですが、やっぱり日本人は日本人と接するのが一番相性良い!
改めて感じました。
明日は朝イチでとても綺麗で有名なモアルボアルビーチへ1泊か2泊で遊びに行って来ます。
パロ
今日はパロに行きます。
パロは現在いるタクロバンから15キロ弱南下したところにあります。
ジプニーが全然来ないので今日はトライシクルで。往復で200ペソ。
10ペソぐらいのジプニーと比べたらかなり高いけど待てない!他にも行きたいところあるし。。。
ここは太平洋戦争中のレイテの戦い時にアメリカのダグラス・マッカーサーが上陸した場所であり、その記念公園があるのです。
かつて日本軍が占領していたフィリピン。
それをアメリカが奪還する為、マッカーサーはこのパロという地から上陸したと言われています。
大日本帝国VS
アメリカ・フィリピン・オーストラリア
2ヶ月もの死闘の末、日本軍は敗北をしました。
元は金色だったらしいのですが今は真っ黒。
公園の横に世界平和に関しての各国の文章が石に彫ってあるのですが、古いのか管理が適当すぎるのかわからないけど全然読めない。
この公園を去り、タクロバンに戻ります。
今度はタクロバンの北を散歩したいと思い歩いていると、野外カラオケをしてる少年たちに誘われました。
2時間以上は盛り上がりました。
宇多田ヒカルを歌ってくれました。
日本の曲でも基本は全部タガログ語で歌詞が出るのに、これはローマ字表記。
さすが英語を喋るだけあって、サビの英語の歌詞の部分が上手👏✨
お礼にサザンの「いとしのエリー」と小林明子の「恋に落ちて」を歌いました。笑
彼らと別れ、本来の目的地である、2013年のヨランダ台風により甚大な被害を受けたエリアに向かいます。
4年経った今も復興は進んでおらず、まだまだ時間がかかりそうです。
その後は、ドミトリーの近くにある、戦争で亡くなった日本とフィリピンの犠牲者達を弔う為のマドンナ・マリア観音様の前で手を合わせてから、ドミトリーに戻ります。
ドミトリーに戻ると、同室のフィリピン人のファミリーが僕の分の夕食まで用意してくれていました。
とっても美味しいフィリピン料理&暖かいファミリーでした。
明日はいよいよフィリピンの最終目的地のセブ島へフェリーで渡ります。
アレン〜カルバヨグ〜タクロバン
4:30am起床。
昨日レイが日の出は5時から6時くらいと言っていたので超早起きです。
ですが、ベッドから中々起き上がれないのは僕の昔からの悪い癖。。。
アラームから15分後にようやく起き上がり、ビーチに向かって歩き出します。
5時ちょい過ぎにビーチに到着。
ビーチの名は、スパイス・オブ・ライフです。なんかお洒落。
そしてビーチを歩いていたおじさんに声を掛けられ、サンライズを見に来たことを話したら方向が真逆だから見えないよと言われた。
でも、別にそれならそれで良いんだ。海綺麗だしね。
なんて思いながら、少し明るくなったところでホテルへ戻ります。
そして今日は大移動。
8時にチェックアウトをして、バンターミナルへ。
アレン→カルバヨグまで2時間、
バンを乗り換え、カルバヨグ→タクロバンまで4時間です。
因みにタクロバンはレイテ島にあり、道中にサマール島と繋ぐ長い橋があった様なのですがウトウトしていて見逃しました。笑
立派な橋ですね。
他に書くことは特にないですが、席が狭いです。
前から密かに疑問に思っていたのですが、なぜ外国のバスや地下鉄やバン(フィリピンが初めてだけど)は足の部分の奥行きが狭いんだ。
膝を斜めにしないと収まらない。けど隣に人が座っている。
確実に日本よりは肥満の人口が多いのに。詰め込めるようにそうしていつのでしょうか。
無理な姿勢で座ることになり腰を痛めそうになります。
タクロバンに着きます。
ここはレイテ島の首都にあたるのでとても栄えています。
早速ダウンタウンで安宿を発見。
150ペソ?300円くらい?
この度始まって以来の価格です。
部屋を見てから決めようとそのドミトリーがあるビルの2階へ行くと、一人の女性が「部屋見たけどここは超汚いよ」と言います。それで2階にも別のドミトリーがあることを教えてもらい比較的綺麗だったのでそこで決定。250ペソ。それでも安い。
早速、荷物を置いて夜飯を食べに外へ。その後、軽く歩き周り、観光資源がたくさんある様なので宿に戻った時にもう一泊追加をお願いしました。
明日は色々見て周ろうと思います。
サマール島上陸
いつもは外で適当に朝食を済ませるのですが、このドミトリーはなんと朝食付き。質素ですがありがたいです。
昼前にレガスピのバスターミナルへ向かい、ルソン島最南端の町のマトノグまでハイエース的なバンで向かいます。
偶然同じバンに乗り合わせた少年と行き先が同じ。フェリーの到着先である地元のアレンに帰るところでした。
少年の名はレイ。24歳。
レイと一緒にジプニーで港まで。
周りは駄菓子とかを売ってる店や個人の飯屋が数店ある程度。他は何もありません。
出航の4:30pmまで2時間もあり、フェリーの座席で、彼が警察官になる為に勉強中という話や彼女の話だったりフリートークで出航までの時間を過ごしました。
外では地元の子がフェリーから海にダイブして遊んでる。。。
レイいわく日常茶飯事らしいです。
10分遅れて4:40pm遂に出航しました。2時間の船旅です。
船内はこんな感じです。
港町のアレンに到着。
搬送用のトラック等も積んで運搬しているのでそちらが先にフェリーを降ります。
僕らが降りたのはほ7時前くらい。
予定ではアレンに着いたあと、進めるところまで進もうと計画していたので宿は予約してません。(出航のタイミングが悪かった。。。)
ですが、もうこの時間なので今日はアレンに泊まることにしました。
安宿もレイに教えてもらい、彼の家の通り道だったのでそこまで一緒に行きます。
近くには綺麗なビーチがあると言っていたので明日の朝行こうと思います。
彼とはホテルの前で別れ、御礼を言って別れます。
ホテルは500ペソでシングルルーム。
悪くないけどもうちょい節約したかった。でもビーチが近いので仕方ないですね。
荷物を置いて、向かいにあったレストランで食事。
他にも食べてみたいものがあったけど、一品のボリュームがあり過ぎ。
バターチキン美味しかったです。
翌日はサンライズを拝むため4時半起きです。
なので今日は早めに寝ます。
マヨン火山(2463M)登頂
今日はマヨン火山のハイキングツアーに参加します。
朝食は日本から持ってきた(頂いた)レトルト五目ご飯と、ナメコの味噌汁でパワーを補充。
4:30amにスクーターに乗ったツアー会社の男性がホテルまで迎えにきました。
まだ暗い夜道をバイクの2人乗りで15分程走り、ガイドとポーターが待つ小屋へ。
小屋にいたのは32歳のサム(ガイド)と15歳のジェリー(ポーター)です。
3人で頂上を目指します。
15歳は驚きですが、もう2年目です。
彼らは毎日もしくは二日に一回のペースで山頂までの道のり9kmを歩いているのです。 しかも、短パン&サンダルで。笑
ちなみに僕は登山に興味はありますが経験ゼロ。
これが記念すべき初登山です。
マヨン火山は2013年の噴火の影響で頂上部分残り200mぐらいは立ち入りが禁止されていまので、OKなところまで目指します。
5:00amスタート。まだ暗いです。
木々の向こう側で朝日が昇るのを感じます。
始めは砂利道で始まり、
溶岩
辺り一面が溶岩です。
そしてえ草原。
何かの動物がいます。
通り道の小屋で10分休憩。
コーヒーとバナナを食べます。
後ろを振り返ると、この時点でナイスビューです。
休憩を終え、
再び歩き始めると遠くから一匹の犬が走ってきて、仲間に加わります。
追記
彼はペットではないけどマヨン火山で放し飼いの野生の犬です。愛称はブラウニー。
*彼は合流してからスタート地点のガイドやポーターが待機する小屋に戻るまでずっと付いてきました。笑
可愛い過ぎる。。。
ちょっと近づいて来ました。
徐々に登って来ている実感があります。
ここからは基本、草木を掻き分けながら進むのですが2人ともペースが早く、付いて行くのに必死です。
そして2度目の休憩ポイント。
10分休んでまた歩き出します。
ここから、山頂までずっと急斜面です。
草木は生い茂り、枝などが刺さります。
頭はかがんでいないと木にぶつかるので注意しながら進みます。
第3休憩ポイントでランチ。
ここが頂上までの最後の休憩ポイントです。
ポークと何かの野菜とゴハン。
そしてまた同じような道を登って行き、
10:30am遂にゴール。
出発から5.5時間でした。
(ほぼ)山頂からの眺めは最高です。
サム、ジェリーありがとう。
その後、下山に4時間かかりました。
途中でココナッツジュース。
可愛い動物たちが僕たちの帰りを待ってくれていました。
宿に帰り、近くのピザ屋でLサイズピザを1枚丸々&コーラを食し、就寝。
レガスピ到着
あの忌まわしい部屋とはオサラバして、11時前にナガのバスターミナルに着きます。
そこでレガスピ行きとプレートに書いたバスに乗り込みます。大きいバックパックもあるので、一番奥の長いシートのふち側。
バスは結構古めで、エアコンは無しで窓全開です。
ちなみに走行中も前と後ろの出入り口のドア全開です。
当然ですがバスの停留所はありますが、その辺の道でも関係なく乗り込んできます。(ドア全開だからね!)
レガスピ迄は2時間半程と聞いてたので大きいバックパックは手すりに括り付けて、サブバッグは抱えて寝てました。
1時間程したところで、運転手が大きな声でジャパニーズと呼ぶので何?と聞き返したら後ろを指差し、すぐ後ろを走っているバスに乗れと言い、謎の乗り換えをしました。
プレートにレガスピって書いてあるのに?と強く思いましたが、大人しく移動します。
乗り換えたバスはほぼ満席でぱっと見、座るとこないじゃんとなりました。
そしたら一番後ろの席に座ってたおじさんが詰めてくれて、さっきと同じポジションの席を空けてくれました。
通路を通るとき、超見られます。
田舎で僕みたいな大きな荷物を背負った外国人バックパッカーを見るのは珍しいんでしょう。
それに加え、フィリピンはバックパッカーのルートから外されることが他国に比べ多いです。
治安が悪いと言われるのが第一で、後は交通の便が非常に悪い(ジプニーなんて外国人からしたら行き先が超分かりづらい)。それにマニラの人々はすぐ騙すし。笑
乗り込んだバスは日本仕様。
フィリピンでは日本からの中古バスをよく見かけます。日本語のピンポンが残っています。ここではピンポンは使っていませんが。(ゴンゴンって天井を叩くか、大きな声で降りますって言うかです。)
乗り換えて、約1時間半でレガスピに到着。
バスターミナルから5㎞以上離れた予約しておいた宿まで歩くのはシンドイ。
トライシクルのおじさんに声をかけて、約10分で到着。
ナガのホテルのレベルは下の下、このホテルは中の上って感じでとても良く感じます。
部屋はこんな感じです。
荷物を置いて、10分。急いで外に出ます。
レガスピでやりたい事【マヨン火山のハイキング】の翌日のツアー予約申込の為、カグサワルインズ公園内にあるツアー会社へ向かいます。
営業終了の18時まで、残り1時間。
ジプニーで行こうと思いながらもどれか分からず迷いながら人に聞きながらで何とか10分前に到着し、予約が完了しました。
公園といっても思い描いてた公園ではありませんでした。他にもあったのかな?
とりあえず、今日の目的を終えたので、宿に戻り、カップラーメンを食べ、いつもより早めに寝ます。
何故なら4:30amにツアーの人が迎えに来るから〜。早い!