900㎞サンティアゴ巡礼⑥
巡礼とは人生に似ているのかな?
先の見えない長い路で、毎日自分のベスト(100%)を尽くす。それは10㎞しか歩けない日もあれば、45㎞も歩けた日もあって、どちらも自分にとって100%を出せたかどうかが最も大切なこと。
知らぬ間に他人と比較して歩いた距離や速さを意識しがちだけど、それは意味のない事。
例えば体格や目的などすべて違う事だということに早く気付き、余計なものを取り払って集中したとき程、充実感で満たされるような気持ちになったような気がする。
自分にとって歩くことは、そんな”生きる基本的な部分“を再認識させてくれる重要な時間なので今後も続けていこうと思いました。
僕の一カ月にも及ぶ917㎞の長い巡礼は幕を閉じた。