田舎の風景。タンセン。
ルンピニからバイラワ。
バイラワからブトワール。
ブトワールからタンセン。
3度のバス乗り継ぎ。
ネパールに列車は無く、基本はバス移動だ。
ルンビニからブトワールは少し広めで国道みたいな道があるにも関わらず(地図で見た感じ)需要が無いのかダイレクトバスは出ていない。
なので仕方なく来た道を戻るような行き方になった。
前述したように、バックパックはバスの屋根部分に。
タンセンは山の上にある町で坂をぐるぐるしながら登って行き、加えてガタガタ砂利道が2時間ほど続くため、バックパックが振り落とされないか気が気でなかった。
バックパックが落ちることはなかったが、砂まみれだった。笑
タンセンは空気が澄んでいてとても落ち着ける雰囲気だ。
宿は500ルピー(≒550円)のシングルルーム。タンセンにはドミなど無い。
綺麗で日当たりが良くとても満足な宿だった。
ただ絶妙な位置にドアがあった。笑
特に見て回る様なポイントは無い。
外を散歩していると見晴らしの良い場所を見つけ、ほとんどの時間をここで過ごした。
丘を登ると砂利の何も無い公園で軍人さんらがワイワイ球技大会をやっていた。そこでバスケもしていたのでちょっと輪に入れるかなと思って徐々にコートサイドを歩いていたら、突然笛を吹かれ、離れる様にと注意された。
宿近くのボロい飯屋の親父がとても気さくでモモ(蒸した餃子みたいなもの)とミルクティをつまみながら会話を楽しんだ。
気が付いたら親父の友達3人も加わっていた。
ここの居心地の良さは単に自然に囲まれたロケーションだけでなく、ここで生活する人々の温かさもある。
部屋へ戻ると、窓から見える夕陽が沈む瞬間は息を飲むものがあった。
いよいよ第二の首都ポカラに向かいます。
最後は飯屋の親父に見送られバスに乗り込んだ。