back to nature

2017年2月から約2年間で世界一周をします。旅で見たこと感じたことを自由に書いていこうと思います。ほぼ自己満足な記録ではありますが、自身の旅の経験が少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

再び理塘。【鳥葬】

稲城に着いたのは17時前。

予定ではここで一泊する予定だったけど運良く理塘行きの乗合タクシーがあったので乗り込んだ。

 

再び理塘に行くのは、数日前に訪れた時に高山病で体調が悪くて見れなかったチベット式葬儀【鳥葬】を見る為。

 

鳥葬とは、

ご遺体を鷲に食べさせて死者を弔うというもの。

月・水・金と決まった曜日の早朝にしか行われなく、その為僕は再び2日間理塘に滞在しました。

 

勿論、人が亡くなっていなければ鳥葬は無しです。告知などは一切ないので当日の朝現場を訪れるしかないです。

見学は離れてならOKだそうです。

 

ここからは人によって気分が悪くなるかもしれないので注意が必要ですが、現地の人にとっては神聖なお葬式である為、偏見を持つのNGです。

 

 

↓ ↓ ↓

 

朝6時前に着くように現場に向かった。

周りに何もない小高い丘。

 

着いた頃には既に始まっていた。

 

そこには数人の男たちが御遺体を囲んでいた。おそらく親族と葬儀屋さん。

 

男たちの周りには30羽ぐらいの鷲が今か今かと陸に降りてスタンバイをしていた。

 

離れたところでその様子を見学していると、近くに来ても良いぞと親族の方に言っていただいたので迷惑にならない様に静かにお邪魔した。

写真も撮って良いとも言われたので少しだけ撮らせてもらった。

f:id:kensukemurase:20170616012213p:image

斧やナイフを使って肉を削ぎ、鷲が食べやすいサイズにカット。

削いでは肉片を鷲の集まる方へ放るというのを繰り返していました。

ここでは骨も細かく砕き鷲に食べさせていました。

 

これは、

多くの生命を奪いそれを食べることで生きてきた人間が、死後、他の生命の為に身を捧げることで「天へ送り届けてもらう」という意味を持っている。

自然と共に生きている人達ならではの葬儀。最後は自然に還るという考えはとても美しく、理にかなっているなと思いました。

 

貴重な現場を拝見させていただきました。

広告を非表示にする