back to nature

2017年2月から約2年間で世界一周をします。旅で見たこと感じたことを自由に書いていこうと思います。ほぼ自己満足な記録ではありますが、自身の旅の経験が少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

公安に捕まりました。

鳥葬の見学を終え宿に戻り、宿をチェックアウト。

 

乗合タクシーで甘孜(ガンゼ)へ向かいます。

 

甘孜までの道中には公安による検問が2回あった。

1ヶ所目は外から車を目視してパス。

2ヶ所目は車から降りてIDカード(身分証)を事務所まで持って行き何か書き込むというものだった。

なぜ記入する内容の説明が曖昧かというと、僕は車の後部座席に屈んで身を潜めていたからです。

 

とあるネットの情報で、甘孜の検問でパスポートを提示して成都へ帰されたというパターンを目にしていた。でも甘孜へは外国人NGという情報はこれ以外聞いたことないので実際のところ分かりません。

だけど強制送還は絶対避けたい。

という思いから、

咄嗟の行動が陰に隠れるというものだった。笑

 

 

しかし甘孜に行きたいわけではなく、

この先の色達(スーダ)とラルンガルゴンパがこのチベット旅の最終地点。

だけどここで大きな問題。

 

この2つは外国人は立ち入り禁止。

チベット仏教の聖地のような場所であり、中国政府が国外との接触を断つためと思われます。

それだけチベット仏教の持つ影響力は強大なんですね。

 

ただ過去に日本人がちらほら行っているという情報があります。

 

入れた理由その①

同じアジア人で中国人との違いの差があまりない。

 

入れた理由その②

検問をしている時としてない時がある(らしい)。1年以上前の情報ですが。。。

 

 

理由②に関しては正直運任せなところがあります。ネットを見ても全然情報が無く、チベット関連の情報はかなり流動的で正直なところ現在どうなってるのか全然分かりません。

 

 

そこで思いついたのが、

遅い時間なら検問をやってないん(もしくは目視でスルー)じゃないかという仮説!

 

甘孜に着くのが18時過ぎで、そこで新たな乗合タクシーを拾い、色達に着くのが23時頃。

 

今までのチベット旅で何度も公安を見て来たから分かるけど、彼らは気分で仕事をしている感があり、適当な部分が結構ある。

確証は全くないが23時頃なら検問をスルーできる気がした。

 

なんか完璧なシナリオな気がして、チベットの神様が今日挑戦しなさいと言っているような気がした。

 

甘孜に到着。

 

乗っていたタクシーの運ちゃんに色達行きのタクシーの場所を聞いたら、一緒に乗っていた乗客のチベット人のおっちゃんが「俺も今から色達に行く」と言って来たので僕の心の中は益々追い風感で満ちていた。

 

おっちゃんのお陰で色達行きのタクシーも見つかり、出発の時間まで近くの食堂で飯を食うことになった。

 

おっちゃんは英語を話せないので、グーグルの翻訳アプリを使ってコミュニケーションをとった。

色達→ラルンガルゴンパへ行きたい旨を伝え、もし公安にバレそうになったら車の陰に隠れるからフォローお願いねと伝えておいた。笑

 

景気付けにウイスキーとこの食事を全てご馳走してくれた。

 

そして19時前。

おっさんと僕と、更に坊さんが加わり出発した。

 

僕以外全員チベット人

音楽もチベット音楽。

 

早く色達に着くのが待ち遠しい♪

 

 

やがて外は暗くなり、山を越えて行く。

 

しばらくすると先の方でうっすらとランプが光っている。

 

22時公安による検問だった。

色達の手前にあるワンダという場所。

やっぱりかぁー(;´д`)

 

3列シートの真ん中に座っていた僕は後部座席に移動して身を潜めた。

 

車は検問所で止められ、公安の男に車のドアを開けられた。

 

 

この瞬間終わった。

 

車の中から日本人が出てきて何でお前はここにいるんだって感じの中国語で捲し立てられた。職業等も聞かれた。パスポートもコピーを撮られ(多分)、検問所でしばらく待つように言われた。

ドライバーを含む、他の3人は僕を置いて引き続き色達へ向かった。

 

サヨナラ〜。。。

 

 

ナンテコッタ。。。

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成都に戻されたくないと心の中で願った。どうせ捕まるんだったら甘孜を観光しとけば良かったなぁーと後悔。

 

そんなこと考えてたら案の定、成都へ戻りなさいと言ってきた。

駄目元で甘孜へ行きたいと伝えたらOKと言ってくれた。

あ、OKなんだ!笑

 

これから東チベットを旅するみなさん。

2017年6月現在、甘孜はOKですよー🙆‍♂️!!

 

ここから遠いから今日はここの近くのホテルで泊まって、明日格安で送ってやると言ってくれた。格安ってどれくらいだろうと心配になった。

けど意外と優しいなとも思った。笑

 

「一泊3000円か800円のどっちがいい?」との提案にもちろん800円!!

 

wifiなし。シャワーなし。トイレもなし。水道もなし。

 

完全に物置化している部屋だった。

埃がすごくて最近人が泊まった形跡なし。笑

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トイレに行きたいと宿主に伝えると50M離れたスーパー汚いトイレに案内されました😱

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ここではすることがないのですぐ寝ました。。。

再び理塘。【鳥葬】

稲城に着いたのは17時前。

予定ではここで一泊する予定だったけど運良く理塘行きの乗合タクシーがあったので乗り込んだ。

 

再び理塘に行くのは、数日前に訪れた時に高山病で体調が悪くて見れなかったチベット式葬儀【鳥葬】を見る為。

 

鳥葬とは、

ご遺体を鷲に食べさせて死者を弔うというもの。

月・水・金と決まった曜日の早朝にしか行われなく、その為僕は再び2日間理塘に滞在しました。

 

勿論、人が亡くなっていなければ鳥葬は無しです。告知などは一切ないので当日の朝現場を訪れるしかないです。

見学は離れてならOKだそうです。

 

ここからは人によって気分が悪くなるかもしれないので注意が必要ですが、現地の人にとっては神聖なお葬式である為、偏見を持つのNGです。

 

 

↓ ↓ ↓

 

朝6時前に着くように現場に向かった。

周りに何もない小高い丘。

 

着いた頃には既に始まっていた。

 

そこには数人の男たちが御遺体を囲んでいた。おそらく親族と葬儀屋さん。

 

男たちの周りには30羽ぐらいの鷲が今か今かと陸に降りてスタンバイをしていた。

 

離れたところでその様子を見学していると、近くに来ても良いぞと親族の方に言っていただいたので迷惑にならない様に静かにお邪魔した。

写真も撮って良いとも言われたので少しだけ撮らせてもらった。

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斧やナイフを使って肉を削ぎ、鷲が食べやすいサイズにカット。

削いでは肉片を鷲の集まる方へ放るというのを繰り返していました。

ここでは骨も細かく砕き鷲に食べさせていました。

 

これは、

多くの生命を奪いそれを食べることで生きてきた人間が、死後、他の生命の為に身を捧げることで「天へ送り届けてもらう」という意味を持っている。

自然と共に生きている人達ならではの葬儀。最後は自然に還るという考えはとても美しく、理にかなっているなと思いました。

 

貴重な現場を拝見させていただきました。

香格里拉(シャングリラ)

亜丁から戻った僕は昨日のうちに香格里拉行きのバスチケットを宿のスタッフに手配してもらっていた。

 

シンシン達とは昨日の夜にお別れを告げた。

 

 

香格里拉という名前はイギリスの小説家が書いた「失われた地平線」という物語に登場する理想郷シャングリラの名前をそのまま採用して当て字で「香格里拉」にしたわけなんですね。元は中甸という地名だったそうです。

 

理想郷かぁ。。。惹かれるな〜(*´Д`*)

実際そこに何があるのかはよく知らないが折角近くにあるのに行かないのは勿体無い。

近くと言っても稲城からバスで10時間もかかるけども。笑

山を越えて行きます。めちゃくちゃ悪路で常に座席でホッピングしてました。

 

16時頃ようやく着いた香格里拉

 

 

そこは何というか、

 

 

立派な街でした🏙

 

 

あれ?最後の桃源郷的な感じで言われてるはずだけど、、、。

 

多分、中国人以外のこの街をざっくりとしか知らない観光客は皆んなそんなイメージを期待してやって来てるんだろうと思う。

 

一応周りの期待に添えるような演出を施した外観の商店が並んでいるけど、どこか安っぽいです。

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きっと昔は本当に素朴な街並みだったんでしょうが、観光客(自分も含め)がどっと訪れることによって雰囲気が変わってしまったのでしょう。

 

チベットは近年人気の観光地になりつつあり、チベットを感じられる理塘でさえ数年前と比べたら随分変わってしまったらしい。

 

現地に住む人たちは観光客が落としていくお金で以前よりも豊かな生活を味わい、この先、生活水準を上げていく為にも変わりゆく街の変化を受け入れていかなければいけないと思うのは人として当然の考え方だよなぁ。

 

変わって欲しくないと思うのはそこで生活していない僕ら外部の人間のエゴだと思いました。

 

複雑な気持ちですが、その代表的な場所がここ香格里拉だという印象です。

 

適当な宿にチェックインして、その後は街をぶらぶらしました。

 

大きなマニ車

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ヤクのミルクが入ってる蒸しパン。無味。

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ヤクの肉の炒め物。固い。

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小高い丘の上にあるHundred Chicken Templeへ。

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100羽は居なかったですが20羽くらいのニワトリがいました。

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そこにあるタルチョーがとっても鮮やかで綺麗でした。

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再び街に戻ると皆んなで体操?ダンス?をしていました。中国ではよく見る光景です。

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宿に戻りパッキング。

そう、明日稲城に戻ることに決めました。

 

市街に出れば自然の沢山ある観光ポイントがあるらしいですが、僕はこの街を中々好きになれませんでした。

 

 

嗚呼。。。

明日も10時間バスかと思うと億劫だです。。。

亜丁(ヤーディン)

朝7:30に宿のスタッフが亜丁行きの乗り合いタクシーを宿前まで呼んでくれたので乗り込んだ。60元(≒973円)

 

確か3時間くらい。。。

 

着いた先は亜丁自然保護区の入り口。

 

ここで入場料150元とバス代120元を払います。(計≒4,380円)

亜丁村までは絶対歩けない距離にあって(しかも急な上り坂だし)このバカ高いバスに我々旅行者は乗るしかないのです。

 

チケットを買ってバス乗り場まで歩いてる途中、後ろから声をかけられました。

 

振り向いた先にいたのは、

康定に滞在していた時に泊まった宿のオーナーの娘(シンシン)とその仲間たち!!

 

康定から200km以上離れた場所で再会するとは!こんな偶然あるんですね!

 

ということで、彼らと共に亜丁ハイキングをすることに✨

 

バスで1時間半くらいしたところで亜丁村に着きます。ここに宿が集まっているので下車。

バスにそのまま乗り続けるとハイキングコースの入り口まで行けます。

 

シンシンは過去10回以上亜丁に来ていて行きつけ宿まで案内してくれます。

チベット宿オーナー同士の横の繋がりを持っていて、関係ない僕まで値引きしてくれました。

 

チェックイン&荷物を置いて再び宿前の道路でバスを捕まえます。

(先ほど買ったバスチケットがあれば亜丁自然保護区内の移動し放題。)

 

ハイキングコース入り口です。

ピンクキャップがシンシン。

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タルチョーは大自然の景色と良くマッチします。

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歩きやすい様に舗装されています。

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標高3900Mですが既にバスで殆ど上がってきているので坂もあんまりなく、運動が苦手な女性でも全然歩けそうです。

 

今日は明日の為の下見に来ただけだったので、ココで来た道を引き返します。

雪山が綺麗✨

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明日は最後まで歩きますよ🤙!!

 

 

 

翌朝。

 

お寝坊の女性陣を抜きで簡素な朝食。

どうでもいいですが、中国入ってからこのお粥みたいなのがよく出てくるんですが僕はどうも苦手です。

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またまたバスに乗り、ハイキングコースの入り口へ。

元気よく出発!!

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今日は昨日とは違う道でゴールを目指します。

 

とは言っても特に文章にすることはないので写真をご覧下さい。

ひたすらNATUREです🏔🌞

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そしてここが最後のポイント。

牛奶海。

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五色海。

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絵画のような景色が360度広がっておりいつまでもここにいたい気分になります。

溢れんばかりのマイナスイオンが出てました。たぶん。

 

帰りは、皆んなもうクタクタになっていたのでケーブルカーで入り口まで戻った。僕は全然疲れていなかったので小走りで下山。その差は僅か30分!

密かに自分の中でチャレンジしており、

自己満足がこの日の頂点に達しました。

 

僕らはホテルに預けていた荷物を引き取り、バスを捕まえ麓まで移動。

 

到着後はシンシンの友人のタクシードライバーが格安で稲城にあるシンシンの知り合いの宿まで送ってくれた。

 

何度もシンシンシンシン言うてます。笑

それほどお世話になりました✨

 

夜は先ほどのタクシードライバーとその友達も加わり、皆んなで夜飯。

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宿に戻ってからは子猫と戯れあった。

可愛い過ぎて中々離れられん😭

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こんな感じの亜丁でした。

おやすみ💤

稲城(ダオチェン)

朝起きたら頭痛が治っていた。

昨日飲んだ高山紅景天の成分は高山植物らしい。人もそうだけど、厳しい環境で生きる植物もたくましいなぁ。

自分ももっと強くならなくては。

自然界の持つパワーに感謝します。

 

調子が良くなったので次の町、稲城に移動します。

 

宿のオーナーに聞くと移動手段はバスか乗り合いタクシー。

 

時間のタイミングが良い乗り合いタクシーで向かうことにしました。60元(≒970円)

乗り場は宿の目の前あたり。

ドライバーが「ダオチェェェン!」と叫んでいるからわかりやすい。

乗り場近くはヤクが飯を探しにゴミを漁りにきていたが町の人は一切気にする様子なし。

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乗り合いタクシーと言ってもドライバーの自家用車っぽい。笑

ギュウギュウ詰めで乗り込み出発。

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出発から僅か3時間弱で着いた。

 

活気がなーい( ゚д゚)

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とにかく外を人が歩いていない。

 

稲城に寄ったのは次の目的地の亜丁へ行くためのバスが早朝しか出てないので、仕方なく一泊するためです。

 

ユースホステルにチェックイン。

宿も3階建てで部屋も沢山ありそうなのにスタッフ2人と別の部屋に客1人、僕の4人しかいない気がする。笑

 

暇なのでネットで亜丁の情報を確認しようと宿のスタッフにwifiのパスワードを聞いたところ、電気が止まっててwifiどころかホットシャワーしか使えないという。復旧は14時くらい。

 

まだ10時ごろなので、飯屋で食事がてらwifi借りようと思い外へ出た。

※大概の飯屋は無料でwifiを提供しています。

 

適当な飯屋に入りパスワードを聞くと電気が止まってるから使えないと言われた。

 

そういうことか!

稲城の町全体で大規模停電をしてるんだ。

 

飯を食って外に出たら、さっきは気付かなかったけど信号も止まってる。

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大通りで本当なら超危ないけど、交通量の少なさから全然あぶなげがなかった。笑

 

少しぶらぶらしたけど、気になるところは特になし。

 

宿に帰って、さっきチェックインしたばかりだって言ってたドイツ人と14時まで談笑を楽しんだ。

 

そして電気復活。

 

もう外へ繰り出す気は全くなくなっていたので、部屋篭り。亜丁について少し調べた。

 

なんでもない一日でした🙄🤚"

理塘(リタン)

バスに乗ること約7時間。

理塘到着です。

 

ここは康定とは違いチベタンばっかり。

ここからが本当のチベット旅って感じでワクワクします。

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チベタン男性は浅黒い肌をしていて体が大きく、ツバが広めのテンガロンハットを被っています。

その見た目が超カッコいい✨

 

そのワイルドな見た目とは裏腹に性格は少年のようです。道でじゃれ合っているのをよく見かけます。笑

 

宿は老舗のポタライン。ドミ25元(≒400円)で格安です。理塘の中では最安かも!

でもシャワー&トイレが最強に汚い(;´Д`A けどオーナーはすごい親切です。

 

町並みは茶っぽい色で統一されているのが美しいです。

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町を少し外れると雰囲気が変わってきます。チベット式の住居や仏塔があります。

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更に奥へ行き、町を囲む丘の上へ。

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空が青くて近い。

周りに人はおらず、ヤク(牛みたいな動物)しかいない。

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日本では中々味わえない大自然の声を全身で感じました。

 

そのあとは宿方面に戻ります。ヤクも一緒。

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途中「タシデレ〜」と声をかけてくれたおばあちゃんと孫。

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「タシデレ」はチベット語で元々祝福を意味する言葉らしいのですが、今は挨拶としても使われています。

いたるところでタシデレが飛び交っています。

 

宿に到着してしばらくゆっくりしてると段々と頭が痛くなってきました。

たぶん高山病の症状です。

 

ここ理塘は高度4000Mで昨夜いた康定は2600M。

1400Mの差が体調不良を起こしたのかもしれないです。それに息を切らしながら丘に登ったのも原因の一つかも。

 

この日はすぐ寝ました。

 

翌日はもっと痛くなっていた(;´Д`A

 

けど散歩に出かけます。

マニ車

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チベットといえば冬虫夏草

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これは不老長寿の妙薬と言われているキノコ科の一種です。万能らしいです。

これ食べたら頭痛も治りそう。。。

 

散歩してると段々痛みが増してきて途中で見つけた薬局に入り、頭が痛いと伝えたらコレを渡されました。

 

不味そう〜。飲み薬じゃないんだ。。。

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一刻も早く治さないとってことで宿に戻り一本飲んで大人しくベッドで寝てました。

 

どうなる!チベット旅!!

東チベット。康定(カンディン)

新南門バスターミナルから出発。

135元(≒2200円)。

 

みるみる内に風景が変わっていきます。

残念なことに内側の席だったため写真は撮っていません🙄💦

 

1回休憩をはさみ、10時間で康定に到着!

 

あれ?チベットって感じがあんまりしない。

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それもそのはず。この町では漢民族が多く住んでいます。

中国政府が意図的に民族浄化を行っているんだそう。漢民族の割合を増やしてチベット族文化を薄くしていこうという汚いやり方です。

チベタン(チベット人)はメインストリートにはあんまり住んでないらしい。

これも中国政府の仕業か?

 

とはいってもちゃんとチベタンいますよ〜!

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到着後は宿探し。

バスが一緒だったインド系オーストラリア人の男性と一緒に探します。

彼はまさかのカンフー留学をしていて、国へ帰る前に東チベットを旅する予定。

1年もいるところを考えると相当マニアだな。

 

僕らが辿り着いたのがZhilam Hostel。

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内装はこんな感じ。

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こういう感じ大好きです😍✨

ドミで一泊40元。この雰囲気の中泊まれるのは嬉しいです。

 

オーナーはチベタン感強めです。

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良いとこ見つけました🤙

 

 

早速荷物を置いて町を散策です。

 

先ず目に入ったのはマニ車

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一回回すことでお経を一回唱えたことと同じ功徳が得られるそうです。

みんな回しまくりです。

チベット圏では色々な場所で見ることができます。

 

続きましてタルチョー。

天・風・火・水・地を表す5色の旗。

チベット仏教らしさをとっても感じます✨

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あとはなんと言っても山!!

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本当は近くの山を散歩したかったのですが雨が降ったり止んだりだったのでやめました。残念。

 

山に登らないのであれば正直やることはそんなにないです。笑

でも大好きな山に囲まれながら町を散歩できるだけで気分は良いです✨

 

宿に戻り明日のバスの時間をオーナーに聞くと、次の目的地の理塘行きは朝6時出発だった。

 

この宿は素晴らしいけど一つ欠点が。

バスターミナルからめちゃくちゃ遠い!

 

思いバックパックを持って5時台に30分弱歩くのがシンドイ、、、(-_-;)

 

そんな甘えが僕をダメ人間にさせます。

 

バスターミナルの近くの宿に移動して無駄にもう一泊することになりました。笑

勿論バスチケットはその翌日のもの。

 

朝は本当に弱いんです。この部分は朝早く活動するバックパッカーに向いてない!

旅が始まって3ヶ月以上経ちますが治りません( ´_ゝ`)/

 

移動したのは康定国際ユースホステル

スタッフがめちゃくちゃ親切です。

そのスタッフの1人がHey!Sey!Jump!が好きで共有スペースでずっと流れてました🤙笑

 

夜は中国茶を振舞ってくれました🍵✨

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この日は何をやったかというと、何もやってません。ぶらぶらしただけ。

 

あ、そういえばインスタントコーヒーとステンレス製のカップを購入したなぁ。

中国ではコーヒーは一般的ではなくてお茶が主流なんで、お店で販売されてないことが結構あるんですよ。。。

 

ではまた明日✋